朝ごはんがもらえる時間はいつも決まっている。
だから授業が無い土曜日でも、日曜日でも
朝七時には起きていた。
最初の平日が終わった初めての日曜日の朝、私は気付いたのだ。

髭剃りの充電が点滅し始めている事に、、後7週間有るというのに。充電してくるのを忘れたのだおっちょこちょこぴーの私は
フィリピンの髭剃りなんて買ったら剃刀負けするに違いないから買う選択肢は無かった。。
がしかし、いや、一か月以上髭を伸ばしたことが無いからある意味チャンスなのではないか!!?
一カ月でどれくらい伸びるのかな!山田孝之さんみたいになれるかなと謎のワクワクが生まれるのであった

あと私はあまり外に出る事はないであろうと見込んで
勉強が大変でも時間が余ると思って
三線の練習もしたいからと。
カンカラ三線をスーツケースにバラして持ってきていた。

※カンカラ三線とは大きい缶や木材や紐を使用した手作りの三線。戦後三線は高価で貴重だったので軍から支給された食料の缶や落下傘の紐を弦にしたりして作られたと言われている三線の代用品
これで暇も凌げるだろうと。そしてこれなら軽いからパッケージの重さに影響は出ないだろうと

んがしかし、部屋で大きい音はあまり出せないし
予想以上に英語漬けの毎日に疲れてしまい
超早寝早起きの生活を繰り返していたのであまり出番は無かったのでした、、、

フィリピン人は歌が上手いというので
土日にボイストレーナーとかいってみようかと調べるが、子供向けばかりで大人がやりそうなボイトレスクールなどは田舎だからかあまり無かった、。
それか大人がそうゆうお稽古事にいく風習自体があまりないのであろうなと思った。

学校期間中にそこの人たちの生活が少しずつ分かってくると
皆んな毎日を素朴でも生きるのに精一杯
それでも楽しく笑って生きているひとが多いという事に何回も感銘を受けるのでした


ボイトレが無い、それならと目の前の建物にカラオケ屋さんがあるので行くかと!めちゃくちゃ安いし、無駄に広いので練習に行きましたのです。
マイクはもちろんの如く有線だった、なんか懐かしい。
次の週までに覚えないといけない授業で歌う英語の歌を沢山練習する事が出来た
因みにゴキちゃんは普通に現れました
2人だけの空間で気まづかったとです。

そんなこんな大したことをしていないのに、土日が終わっていくのでした。

それでもまた気合いを入れ直し2週間目も頑張るぞ、いや、生き残るぞ!!と気合いは回復しまくっていたのです

この頃の日記には
もし僕が文法が完璧でも(全く中学基礎すらも忘れていました)
発音が全くわからないので、発音を勉強したい。発音がわかればリスニングも出来るようになる筈だ と豪語していました。
この週は発音の基礎を少しずつ学んでいく週にしようと!
今時そんなのユーチューブでも見れると思うけれど人に聞く方がよりみになる気はしていた、、
ただ、、問題はフィリピン訛りというものがあるのだという事だったのだ、、

つづく