雷豪雨の中を進んで行く電車の窓はどんなに早く走っても水を吹き飛ばす事さえ出来ず
それでも一駅一駅着々と進んで行く
ディズニーの乗り物の興奮とは違うドキドキを隠しながらいつも通りに振る舞う人達
ストームライダーに乗りたくなる
久しぶりにディズニー行きたいなとか思う
けれども耳をつん裂く落雷
何かを弾き飛ばしたような音達に一瞬で恐怖を感じる
駅のホームの屋根は機能せず
電光掲示板の時刻表示は真っ黒に
家までの自転車どうしようかなと
駅前のカフェは混んでるだろうなと
唯一の救いは満員電車では無かった事
いつも安全に帰れると思うなよと
言ってくる自然と
いつもと違う事態に刺激に
新たな発見をする私達と

さて家に着く頃には
明日の歌の確認を大声でした時に雷の音が掻き消してくれるだろうか