https://aisika.net/blog/歯並び問題はオーラルフレイル?/

 

歯並びに問題があればオーラルフレイルの状態にあるのだという風に認識すべきです。

 

いまだに歯並びが遺伝なんて考えていては時代遅れになってしまいますよ。

だってどんな人でも指しゃぶりしていたら顎の形が変わってしまうことくらいは知っているはずです。

 

指も筋肉だし、舌も筋肉ですからそこには何も違いはないのです。

 

ただ知らなければならないのは口腔領域の舌や頬の機能的動きは感覚的な入力に対して学習されてきた行動だということです。

つまり癖までは遺伝していないんだということです。

 

食べくせ、話し癖、頬杖をつく癖なんてのもそれまでの人生の経験の中で学習された不安定さや息苦しさの結果もたらされたものなのです。

 

つまりそもそもある遺伝的形態にこれらの環境により学習された機能が味付けをして口腔領域に現れたのが「不正咬合」という言い方もできますね。

 

そして口腔領域の癖によりもたらされる形態変化にはとても怖い要素があります。

 

それはこの領域の機能不全は「溺れ死ぬ」ことに等しいということです。

 

口腔咽頭領域はたった一つのエリアで「話す 呼吸する 食べる」という機能を共有していますので、口腔機能がうまくいかなければスムーズな機能変換を起こせないことになりますので、言い方を変えればこれは「溺れる」という言い方ができるのです。

 

MRC矯正ではこれらの誤った機能をリハビリすることで歯並びや顔の形態を改善することを目標にしています。

 

だから、アクティビティトレーニングという行動療法をどうしても必要とします。

 

でも高齢者と異なり、多くの子どもやその保護者は「自分の子がそんな状態」にあることを認識したこともないだろうし、そういう現実を受け入れがたいものです。

 

だから中にはこちらの指示に従わない方が出現してしまうのです。

 

でも私は関わったお子さんの人生を少しでも明るい未来に導きたいのです。

 

ということで昨日のブログに書いたように全てのアクティビティを遊びに変えてしまいました。

これなら負の現実を意識せずに機能のリハビリができますよ!

 

気づいた時には歯並びが改善し、よく眠れて、よく食べられる身体に変わっているなんて素敵だと思いませんか?

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医療法人爽風会あい歯科・こども矯正歯科クリニック

広島県広島市佐伯区五日市5丁目6−26

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院長 田中宏尚