昨日は顎顔面外科矯正学会に出席して
参りました
私は骨を切ったり張ったりするテクニックは
持っていませんが視野を広げる事は
大切です
この学会でご活躍の先生と私は
やり方は違えど考えている方向は
同じです
「呼吸と睡眠のために矯正はあるのだ」
これを理念に彼らは外科的に骨を切って
広げて咽頭を広げ歯を並べます
外科的にアプローチすれば成人でも
呼吸睡眠が改善する可能性が高まるのです
私は自然成長発育にシグナルを
送り咽頭が広がるように顔発育を改善する
という立ち位置にいます
だから成人では発育が利用できないので
改善は難しいのです
(成人矯正では歯並び矯正をしています)
何度も言いますが、矯正は医療です
美容整形的アプローチだけでは勿体
ないのです
人間は二足歩行を始めてから
頭部において頭と顔が折れ曲がりました
だから呼吸器である咽頭は狭くなり
呼吸器が弱くなりました
咽頭を広げるために成長を使うのか
外科手技を使うのか選ぶのは患者さんです
私は痛いのが苦手だから小児からの
顔面成長の改善を選びたいですな(^^)
100人の矯正医がいれば100通りの矯正法がある
大切なのは「何を目指しているか」であり
患者さんが「何を求めるか」です
美容整形的に歯並びを求めるのも正解
呼吸睡眠を求めるのも正解
私は子どもの元気な発育のために
顔発育矯正を行なっています