録りだめしていた

ヒューマニエンスを見ました


絶滅人類から

ホモ・サピエンスを考える内容です



現在の人類は

ホモ・サピエンスのみですが

かつては沢山の種類の人類がいました


ホモ・サピエンスがアフリカを

飛び出し、広まるにつれて

各地域に存在していた

他の人類は姿を消してしまった

との事です


何もそれは戦争や争いで

他を滅ぼしたのではなく

食べ物などの資源を

ホモ・サピエンスが独占してしまった

事が原因ではないかと考察されていました


生き残ったホモ・サピエンスは

決して強靭な身体を持っていたわけではなく

知恵とともに無限の欲求を持ち

それを満たそうとすることが

組織を作り道具を作ったようです


確かに私たちの欲望は無限です

あらゆる物を進化させ

より生活を良くするために

新しい商品を絶えず作り続けています


私たちからすれば

それは人間らしい行動ですが

他の動物から見たら

不自然な行動なのかもしれません


200万年前から肉を食らうようになり

脳はどんどん発達し大きくなって

行ったようです


ところがインドネシアのフローレス島で

見つかったホモ・フロレシエンシスは

ホモ・サピエンスと同等の知恵を

持ちながらもホモ・サピエンスの

3分の1程度の脳の大きさしかなく、

身体もかなり小さかったらしいのです


彼らの先祖はジャワ原人で

そのうちの海を渡ってきた原人が

小さなフローレス島に住み着いた事で

独自の進化を遂げたようです


その背景にあるのが

「島嶼効果」と呼ばれる現象で

小さな島では食べ物が少ないため

身体を小さくすることで

生き残る進化をするようです

また、外敵が減る事で相手を威嚇するための

大きい身体は不要にもなるようです


まさにエピジェネティクスな

変化ですね


考えてみたら

現代は便利を求め過ぎるあまりに

わざわざ缶入りの乳児用のミルク

なんかも作り出しました

食べやすく美味しい

加工食品も増えました


その事が口呼吸の子どもを

増やし、歯並びガタガタのお子さん、

ディープバイトのお子さんが

巷に溢れる結果を

生み出しているように

思えてなりません


確かに進化と言えば

聞こえは良いのですが


この結果睡眠障害が起こり

眠れない、落ち着きの無い子が

増えてしまいました


ほとんどすべての大人にとって

これから地球を担う子どもたちが

元気に育つ事は喜びです


ならば、一度便利さという物に

手を伸ばすのを辞めてみては

いかがでしょうか?


努力しながら母乳を吸い

歯ごたえのある大きな食材を

水の力を借りずに

しっかり噛んで食べる


優しいお母さんほど

ついつい可愛そうに思い

手を伸ばしてしまうのですが


そんな事が当たり前になれば

歯並び良く、睡眠十分な子どもが

増えると思うし

その事こそSDGsではないでしょうか?