スポーツの年間の祭典の一つになっている、「エル・クラシコ」の一回目が終わりを告げた。
スペイン国内ならまだしも、全世界約4億人の人々がこの試合を見ているのだから、国際的なイベントと言っても過言ではない。
日本でも、ネット社会の拡大に伴い、ここ何年かでかなり身近なものになってきた。
今回も、開始早々のネイマールのとてもあっさりとしたゴールから、試合後のペペの記者会見までとても楽しませてもらったし、マテューのどこかの軍人のような雰囲気には愛着がやはり湧いてくるし、まだ1回目が終わっただけで、2回目、3回目も楽しみである。
そして、バニシング・スプレー。
今年のワールドカップで注目されたレフリーが壁の距離をスプレーを駆使して、わかるようにするもの。
今シーズン各国リーグで導入されて、今回のエル・クラシコでも駆使していた。
僕は最近あれを、人に害のないものにして、ヒートアップした選手がレフリーに詰め寄った時も使ってみればいいんじゃないかと思う。
例えば、ファウルに納得のいかないマルセロが詰め寄ってきたら、プシューッと。
プスケツが詰め寄ってきたらプシューッと。
そうすると、次もやられてしまうと思って詰め寄ることはなくなる気がする。まあ詰め寄る選手たちを見るのもフットボールの一つの醍醐味だと僕は感じているのだけれど。
話は戻り、年間のスポーツの祭典は僕の中では沢山あり、9月スタートで始めると、すでにたくさんの祭典が終わりを告げた。今更だけれども凱旋門賞。
僕は下戸なため、毎年テレビ越しにコーラとピザポテトをお供に応援しているのだが、やはり世界の壁はまだまだ厚かった。
日本のトップホースが三頭出馬でましてやジャスタウェイはホースランキング1位、ほかの出走馬にも恵まれ、今年は獲れるんではないかという世間の雰囲気(僕も若干そうだった)で、今回の凱旋門賞はウインズで対象外レースを見ている感じでレースを見ていた。
だから負けた時も、あー負けたって感じだったし、既にレース内容もほとんど覚えていない。
とりあえずトレヴの3連覇も来年に少し見てみたいなと感じた今年の凱旋門賞であった。
今後も各国のダービーマッチ、佳境を迎えたJリーグ、現在進行形の日本シリーズやワールドシリーズ、NBAのファイナル、スタンレーカップ、スーパーボウル、早慶戦、冬の高校選手権等々、たくさんあると思うが、今年もいつも通りに全てに盛り上がるミーハーで、薄っぺらい情報だけで夜に友達たちと盛り上がる元気な人になりたい。
そういえば、この時期毎週のようにあるG1は今のところ僕にとっては悲劇の祭典になっている。