通常の英検1級受験者にとって最もハードルになると思うのはエッセイ(小論文)だと思います。いくつかのコツというかクリアしなければならないポイントがあります。

①鉛筆できれいに早く書くということ

②英語のエッセーの形式になれること

③社会的に問題となるよなテーマについて自分なりの考えを持つ事

④英作文そのものが上達すること

この4つです。

まずエッセーの勉強を始めて見て①が今の社会人にとってまず慣れなければならないことに気が付きました。鉛筆を握って文章書く事は大学生の時の試験を最後にここ30年間やったことがありません(笑)。普段パソコンしか使いませんから、鉛筆で文字を書くのはとても手が疲れる作業だと痛感しました。また久しぶりに鉛筆握って字を書くと、綺麗に書けないんですよ(笑)。訂正したいと思っても、パソコンのようにスムーズにいきません。大幅な修正はかなり時間がかかりますので、あらかじめ頭の中でほぼ正解を作っておいて書く必要があります。消しゴムで消すと、さらに汚くなったりして。そこでまず行ったのは本番と同じ形式の解答用紙を入手することでした。これを何十枚もコピーしてエッセーの練習はこの紙に書くようにしました。

 ②の英語のエッセーの形式慣れることと、④作文そのものが上達すること、については、自分の文章を修正してくれる人、あるいは業者に頼ることが必須です。形式自体は、 「自分なりの結論あるいは意見」 → 「それをサポートする理由2つもしくは3つ」 → 「自分なりの結論あるいは意見を再度述べる」の形式でTOEFLの試験でやったのとほぼ同じです。ただ字数の制限がありますので、英検の形式慣れることが必要でした。私は3つの業者を利用しました。

1.TOEFLを受けた時に利用した USAクラブの添削システムを有料で再利用しました。( このシステムが、今もあるかどうか分かりません)添削を動画で行ってくれたので頭に入りやすく親切だと思いました。

2.ネットで探したカクタスという会社の英検1級用の添削サービスを利用しました。この会社は現在はこのサービスをやっていないようです。最近自分がよく英語論文の校正に利用しているEditageという会社があるのですが、これがカクタスが運営している会社だということに最近気が付きました。私の担当の先生はインド人の女性で、ネイティブでは無いのですが、英語は堪能という印象でした。しかし、表現については平凡で、「なるほど! 」 、というような場面はなかったように記憶しています。また、パートなのでしょうか、都合で添削が遅れてしまうこともありました。

今、ネットで探せば他にも添削業者は多く見つかっのでしょうね。

3.英語便 これが最も利用したサイトです。英検1級に合格した英語便メンバーの体験記 (eigobin.com)

これに載っている英検1級 2012年度第1回合格 メンバー:K.S.様 ご職業:医師 が私です!。1部を抜粋しますと

「英語便をフルに活用して1回のチャレンジで英検1級に合格できました。英検1級の鍵となる英作文と面接は個人で勉強せざるを得ない地方に在住する社会人にとっては最も困難なものです。多くのジャンルのエッセイを書きNativeに添削をしてほしかったので4月末に申し込みました。
1次試験までの5週間で26本のエッセイを書き添削を受けました。まず英語便にある英検1級課題を全部書きました。1次試験ではessayを25分で書き上げる必要があるので直前10日間は毎日1本を30分以内で書くようにしました。この短期集中作戦が奏功し総得点88点で1次を突破できました。」

この英語便にある英検1級用のエッセーのテーマについて書いて提出し、添削を受けました。添削されたものをファイリングし、さらに関連した分野ごとに分類します。例えば環境について、エコツーリズムや、地球温暖化、省エネ、ハイブリットカーなどをまとめてファイルします。使える表現を抜粋しておくことも有効でした。