●誰も知らない小沢夫人の素顔

(日刊ゲンダイ 2010年1月22日掲載)

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≪数億円の貯金もナットクの大金持ちだった≫

一時は、小沢の妻・和子さん(65)の任意聴取まで取り沙汰され、その存在に注目が集まった。

西松事件がなければ、今頃ファーストレディーになっていたかもしれない女性なのに、和子夫人の素顔は、ほとんど知られていない。

一体どんな人物なのか。

「和子夫人は、“内助の功”という言葉がピッタリの控えめな人です。ポッチャリ体形で、服装は質素。ブランド品を身につけることもありません。鳩山首相の幸夫人とは正反対のタイプですね。小沢邸での新年会でも、厨房を仕切るなど裏方に徹し、表には出てこない。人手が足りないときには料理を運んで来たりもしますが、自分から挨拶することもなく、すぐにいなくなってしまう。後になって“さっきの女性が奥さんだったの?”と驚く議員も多いそうです」
(政治評論家・有馬晴海 氏)

“お手伝いさん”と間違われることもあるくらい地味な印象の和子夫人だが、実はタイヘンな資産家だ。

田中角栄の後援会幹部で、新潟県の大手ゼネコン 「福田組」の経営者だった福田正氏の長女。

上智大卒の才媛でもある。

「英語がペラペラで、ダイアナ妃が来日した時は、通訳なしで話したそうだよ。頭がいいことをひけらかさないし、偉ぶらなくて感じのいい人だよ」
(地元関係者)

角栄の仲介で、衆院2期目だった小沢一郎 と73年に見合い結婚。

09年3月に提出された有価証券報告書によれば、今も福田組の株式を136万3000株(3.03%で第8位)も保有している。

「昨年、福田組の第2位の大株主だった父の正氏が亡くなり、和子夫人は株などの財産を相応に相続したと思われます。保有株の資産価値は数億円。配当だけでも、毎年かなりの金額になる。長者番付が公表されていた当時は、和子夫人は高額納税者の常連でした。福田組の監査役を務めていたこともあり、毎年2000万円前後を納税していた。つまり、6000万~7000万円程度の収入があったということです」(ベテラン政治記者)

それなら、数億円単位の貯金があっても不思議はない。

小沢の政治活動をまさに物心両面で支えてきたわけだ。

「平成3年に小沢氏が狭心症の疑いで入院した時には、献身的に看病。その後も体調を気遣って、小沢氏の昼食は、いつも和子さんお手製のおにぎり2個です」
(有馬晴海氏=前出)

さしもの小沢も夫人には頭が上がらないという。

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小沢夫人には創価学会幹部説などがあり、私もネトウヨ時代(笑)に「なんみょ~妻」などと騒いでいた事が恥ずかしい。

その説(噂)の全てが、2CH、知恵袋、真実系など掲示板、ブログのソースであり、
マルチポストの絨毯爆撃を真に受けた事を今は反省している。