民主党によって取り上げられたのは、国交省が所管するダムだが、あまり報道されていない、ダムがある。
国交省の陰に隠れ、 農水省も管轄の意味不明な欠陥ダムを建設したり、ないしは建設中なのだ。
それは農林水産省管轄の、土地改良法に基づいて造られた国直轄の農業用ダムであり、全国各地に180程ある。
さらに現在、建設中の農業用ダムが15か所ある。
大蘇ダムのような、現在も水のたまらない欠陥ダムに593億円の税金が投入されている。
原因追求と具体的解決策がなんら成されぬまま、前政権からのつけを引きずっていた。
この様な状態で30年も待たされ続けた地元農家は、国政についての不信感が募るばかりである。
赤松農林水産大臣は、秋田県大潟村のコメ問題で、県産米が売れないのは自民政権農業政策に反対した大潟村農家の為だと非難していた秋田県を、「戸別所得補償制度」ペナルティーの件で、強い態度で突き放した。
農政においても、負の遺産の処理について、政権交代後の大転換が期待される。
そんな中、赤松農林水産大臣による、農業用ダムについての見解が示された。
これが、対日年次改革要望書に沿ったものではない事を期待する。
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転載開始
serchin 政治ニュース 2010/02/04
【農水省所管農業ダムの総工費1兆5000億円に】
農林水産省は所管の農業用ダム190ダムのうち、工事費が確認できた185ダムに対する総工事費を2月4日公表した。
1兆5000億円にものぼっていた。また、ダム総工事費を含む地区事業費190ダムの総額では4兆円を超えていた。
同省によると、工事費が確認できなかった5ダムのうち、4ダムは同省施工のものでないためで、残りの1ダムは1956年に完成したダムのため、地区事業費の詳細が確認できなかったことから、今回のダム工事費の統計から除外した、としている。
それによると、現在建設中の15ダムを含む185ダムでの総工費は1兆5000億円。
このうち、完成ダム(170ダム)の総工事費用は1兆3000億円。
現在、建設中の15ダムの総工費は2500億円。このうち1600億円が執行済みになっている。
また、ダムの総工事費のほか、取水施設や幹線水路の配水施設など地区事業費総額では190ダムで4兆6000億円が投入されていた。
赤松広隆農林水産大臣は農水省として国営の新規ダムの建設は今後行わないとの方針を明言している。
転載終了
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≪現在建設中の農水省管轄のダム≫
ダム名 所在地 総事業費(百万) 着工年
夕張シューパロ 北海道夕張市 128,191 2003
徳 富 北海道樺戸郡 74,400 2002
東 郷 北海道富良野市 37.620 1973
前 山 茨城県常陸大宮市 60.300 1998
外 山 新潟県佐渡市 74.000 2007
市野新田 新潟県柏崎市 45.590 ----
栃ケ原 同 上 45.590 2001
斎宮調整池 三重県多気郡 49.790 2005
志河川 愛媛県西条市 51.825 2003
大 蘇 熊本県阿蘇郡 59.350 1984
切 原 宮崎県児湯郡 29.000 2007
浜ノ瀬 宮崎県小林市 61.200 2006
谷川内 鹿児島県曽於市 36.302 2004
荒 瀬 鹿児島県肝属郡 42.800 2004
徳之島 鹿児島県大島郡 45.720 2003
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農政も、アメリカの大きな干渉を被る分野であるが、大臣の余裕の表情が気になるところである。
アメリカや、官僚に呑みこまれることなく、国の根幹である農業を再生して頂きたい。
日本農業を衰退させ、アメリカからの輸入を正当化するスピーチ
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20090501-79.html
この最後の台詞が日本の農業をズタズタにする呪文のように聞こえる。
東大OBが教える驚異の歴史記憶術!
国交省の陰に隠れ、 農水省も管轄の意味不明な欠陥ダムを建設したり、ないしは建設中なのだ。
それは農林水産省管轄の、土地改良法に基づいて造られた国直轄の農業用ダムであり、全国各地に180程ある。
さらに現在、建設中の農業用ダムが15か所ある。
大蘇ダムのような、現在も水のたまらない欠陥ダムに593億円の税金が投入されている。
原因追求と具体的解決策がなんら成されぬまま、前政権からのつけを引きずっていた。
この様な状態で30年も待たされ続けた地元農家は、国政についての不信感が募るばかりである。
赤松農林水産大臣は、秋田県大潟村のコメ問題で、県産米が売れないのは自民政権農業政策に反対した大潟村農家の為だと非難していた秋田県を、「戸別所得補償制度」ペナルティーの件で、強い態度で突き放した。
農政においても、負の遺産の処理について、政権交代後の大転換が期待される。
そんな中、赤松農林水産大臣による、農業用ダムについての見解が示された。
これが、対日年次改革要望書に沿ったものではない事を期待する。
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転載開始
serchin 政治ニュース 2010/02/04
【農水省所管農業ダムの総工費1兆5000億円に】
農林水産省は所管の農業用ダム190ダムのうち、工事費が確認できた185ダムに対する総工事費を2月4日公表した。
1兆5000億円にものぼっていた。また、ダム総工事費を含む地区事業費190ダムの総額では4兆円を超えていた。
同省によると、工事費が確認できなかった5ダムのうち、4ダムは同省施工のものでないためで、残りの1ダムは1956年に完成したダムのため、地区事業費の詳細が確認できなかったことから、今回のダム工事費の統計から除外した、としている。
それによると、現在建設中の15ダムを含む185ダムでの総工費は1兆5000億円。
このうち、完成ダム(170ダム)の総工事費用は1兆3000億円。
現在、建設中の15ダムの総工費は2500億円。このうち1600億円が執行済みになっている。
また、ダムの総工事費のほか、取水施設や幹線水路の配水施設など地区事業費総額では190ダムで4兆6000億円が投入されていた。
赤松広隆農林水産大臣は農水省として国営の新規ダムの建設は今後行わないとの方針を明言している。
転載終了
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≪現在建設中の農水省管轄のダム≫
ダム名 所在地 総事業費(百万) 着工年
夕張シューパロ 北海道夕張市 128,191 2003
徳 富 北海道樺戸郡 74,400 2002
東 郷 北海道富良野市 37.620 1973
前 山 茨城県常陸大宮市 60.300 1998
外 山 新潟県佐渡市 74.000 2007
市野新田 新潟県柏崎市 45.590 ----
栃ケ原 同 上 45.590 2001
斎宮調整池 三重県多気郡 49.790 2005
志河川 愛媛県西条市 51.825 2003
大 蘇 熊本県阿蘇郡 59.350 1984
切 原 宮崎県児湯郡 29.000 2007
浜ノ瀬 宮崎県小林市 61.200 2006
谷川内 鹿児島県曽於市 36.302 2004
荒 瀬 鹿児島県肝属郡 42.800 2004
徳之島 鹿児島県大島郡 45.720 2003
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農政も、アメリカの大きな干渉を被る分野であるが、大臣の余裕の表情が気になるところである。
アメリカや、官僚に呑みこまれることなく、国の根幹である農業を再生して頂きたい。
日本農業を衰退させ、アメリカからの輸入を正当化するスピーチ
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20090501-79.html
この最後の台詞が日本の農業をズタズタにする呪文のように聞こえる。
東大OBが教える驚異の歴史記憶術!