
あまんきみこ×二俣英五郎 さん の
大好きな 、
きつねのおきゃくさま

読んできました


寒い日には
寒い日にあう
絵本を。。
タイトルの可愛さとは裏腹に、
とても切ない絵本です。。

捕まえて、ふとらせて、
ひよこを食べようと思っていた きつね。。

思いがけず
そんなひよこに
愛されてしまう きつね。。

ある日
おおかみに狙われてしまう ひよこ。。

おお、
たたかったとも、たたかったとも。
じつに じつに
いさましかったぜ。。

(泣きそうになる。いつも ここで。。)
きつねは闘って、
しんでしまうんです。。。
はずかしそうに、
笑って。。。
やさしい おにいちゃん
しんせつな おにいちゃん
ひよこからもらったことばを
きっと、
胸にだいて。。

何が‘ おきゃくさま’かって、
‘ 獲物’でしかなかったはずの ひよこをもてなして、護って、、
きつねにはもう、大切な‘ お客様’でしか なかったのかと。。

悲しいのに、
心があたたまる絵本です


いつもは4年生とか 5年生で読むので、
さすがに3年生では大人っぽすぎたかなぁ~、、って 心配だったので、
訊いてみましたよ
悲しかった。。

って。。
悲しくなかった


ですって
さすが、
今どき。。
でも、きつねの死ぬシーン、
それまでは楽しい、きつねがひよこを食べちゃう感じの展開だと信じていたのか
わりと
笑いながら聞いてくれていて、
でも、その、ページを開いたとき
‘あっ、そういう・・・
’‘そっち・・・
’一瞬みんなが黙ったので。。
私の勝ち
かな。

ふふ
やさしい気持ちになってくれた子がいたらいいな。。
‘ ひよこは まるまる、ふとってきたぜ ’
ニヤリとした声で読んだのがツボったみたい、何度も繰り返してた男子。。
まぁ、
作戦通りよ
でも、
食べないのよね~。。
って
思いながら


ゆっくり読んだのに、ページもしっかりあるわりに案外さらっと読めてしまうので、時間が余り、
早っ

もっかい読んで

ほかに無いの
って、あがる 声、声、声 


しっとり読んで帰ってくる予定が

カバンにいつも予備に入れてたりする絵本が役にたちました




楽しいのがいいのかい、
そうなのかい


ちゅっちゅ ちゅっちゅ
言って帰ってきました
と さ



