こっとんとっぷん

こっとんとっぷん

木が川の上を流れて進む音の表現、
この表現が私はたまらなく好きです


まず、一冊読みます。最初に言っとこうかなぁ~、この絵本の中では特に大きな大きなことは何も起こりません
ただ、のんびりゆったり流れる時間と、優しい気持ちを感じてもらえたら嬉しいなと思います


読む前に少しおしゃべりしましたが、ほんとひほんとに、なんの事件も起こらない
ものすご~く優しくて、静か~な絵本
今朝は4年生に入ってきました

たまたま選んでいたこの絵本が、ようやく回復した私の体調にもめちゃくちゃ、優しかったです(*´艸`*)

嵐があって川に流されてきた一本のりんごの木に乗って、木と一緒に川の終わるところを探す旅に出るみずいろの、ぞうのお話


最終的に川の終わるところを見つける木とぞうでしたが、ぞうはもっともっと遠くへ行ってみたくなったと、旅を続ける選択をします

どんどんとんとん

どんどんとんとん

とおくへとおくへ‥
ぞうは歩きます


最初に‘何も起こらない
’と宣言
したのが吉と出るか凶と出るかは賭みたいなものだったけど、結果は吉
先生もいらしてくださったお陰もあるのか、みんなしっかり目と耳を傾けて聴いてくれていました

ぞうが小石を集めて形作った池がぞうの形
で、鼻先が川になって続いている絵を見て、感心するような声もあがっていました

そして、もう一冊読みました


長谷川義史さんの絵本

へいわって すてきだね



ここへ繋げたかったの

でもほんとはね、こちらを先に読もうかとも考えたのだけど、
あとがき
までちゃんと読みたかったのでね、あとに読むことにしました

この絵本は、沖縄県与那国町立久部良(りつくぶら)小学校1年生の、安里有生(あさとゆうき)くんが書いた
へいわってすてきだね
という詩ですI
沖縄県平和記念資料館がつのった『平和のメッセージ』に寄せた詩です。《あとがきより
》あとがき読んでるとき、
みんなには表表紙と裏表紙をじっくりとみてもらっていました



ちょうど今

国語で
一つの花
を習う加減で、先日4年生の3時間目の授業を私たちが預かった【読書タイム】でも戦争と平和をテーマに絵本や紙芝居を読んだのですが、まだそこも意識しての、今朝の絵本選びになったかなーという感じです