F9の雑記帳 -122ページ目

2020年4月19日

 午前中桑名市に戻り、近所の消防団の訓練に出席した後尾鷲市で今借りているマンションに戻り、昨日同様昼食前と夕食前に近所のスーパーで買い物をした以外は、テレビを観たり本を読んだりして過ごした。

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 真藤順丈『黄昏旅団』(文春文庫)を読み終える。『レプリカたちの夜』と同様昨夜と今日の午後の空いている時間とで読んだのだが、ほぼ一気読みと言った感じで読み終えてしまった。帯の「新直木賞作家がおくる極限ロードノベル」と言う文句につられて買ってしまった僕も僕だが、もっと早く読んでおけば良かったかもしれない。内容もかなり映像的で面白く、(用を足そうとして)一息つくのに骨が折れた。途中何度か想像していた展開と違ったし…。

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 三木三奈「アキちゃん」(『文學界』2020年5月号所収)を読む。第125回文學界新人賞受賞作。この小説を初めて読んだ時僕は極めて単純にしか読んでおらず、主人公に対して「お疲れ様」と言う気持ちしかなかったのだが、5人の文学界新人賞選考委員の選評を読み最後の段落をいい加減に読んでいた事に気付き、再び読み返して僕は愕然としてしまった。仕掛け云々はさておき、そう言う読みも出来るのか。僕はつくづく単純な奴だな…。

2020年4月18日

 この週末は帰宅しない事に決めていたので、午前中(尾鷲市で今借りている)マンションの部屋を掃除し、昼食前と夕食前に近所のスーパーで買い物をした以外は、テレビを観たり本を読んだりして過ごした。

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 一條次郎『レプリカたちの夜』(新潮文庫)を読み終える。昨夜と今日の午後の空いている時間で読んだのだが、後半になって出てくるレプリカ達の身体が溶けていく際の描写等に少し震えつつ(←自分はホラー小説が好きではないので)も、自我や世界について考える事の困難さを思った。ああ、何故途中まで断章の形式で小説が進むのか分からなかったのだろう。自分が自分であるのがはっきりしないのは辛いに違いない…。また、個人的には(どちらかと言うと、音楽に関する事柄の方が多い様に感じたが)この小説に所々出てくる文学や音楽に関する事柄が興味深く、それらもまた面白かった。

2020年4月17日

 緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された事に伴い、職場の勤務体制が変わる事となった(←4月20日から5月6日まで)。二班に別れて勤務って。なかなか厳しいなあ。人がそれほど多くないのに、どうしてこうなんだろう…。


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 森鷗外『椋鳥通信(下)』(池内紀編注、岩波文庫)を読み終える。鴎外の選んだ海外ニュースは読んでいて面白かったが、情報の密度が濃く、内容を追うだけで精一杯な感じだったのは我ながら否めず、読み終えて「面白そうだ」と思ったからと言ってすぐに買ってはいけないのだなと思った。ああ、早まってはいけないのだな…。