『フローリングのお手入れ法』 | F9の雑記帳

『フローリングのお手入れ法』


 ウィル・ワイルズ『フローリングのお手入れ法』(赤尾秀子訳、東京創元社)を読みました。
 主人公の友人オスカーの頼み(東欧のある街にある彼のフラットの留守番)を聞きいれて住んでいたら、あるきっかけで床を汚してしまい、悪戦苦闘するうちに次々不幸に見舞われるという展開は、(いちいち細かい上に人を見下したような感じがする)オスカーがフラットのあちこちに置いたメモの内容も含めて、読んでいてあまり好きにはなれませんでした。
 ただ、最終盤になって主人公の(主人公はオスカーと変わらなかったという)気づきには(極端に大きくありませんが)心を動かされました。
 人間は本当に不思議な生き物ですね…。