2019年10月25日
今日は何時にもましてつくづく自分の我儘さを痛感させられた一日だった。ああ情けない。
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山野辺太郎「孤島の飛来人」(『文藝』2019年11月号所収)を読み終える。人間が風船を使って空を飛ぶと言う事がとても嘘臭く感じられたものの、主人公が次第に北硫黄島での(架空の)日々の生活を受け入れていく様子を読んでいたら心が落ち着いていくのを覚えまた面白くなってきて、(僕の予想と違ったから余計にそう感じたのかもしれないが)最後まで読んで何だか良い小説を読んだと思った。しかし、現実があるからと言って想像がそれに近 づかなくても良いのではないか、竹槍を出してきたり(戦時中の)灯火管制を持ち出したりしなくても良いのではないかとも思った。まあ、仕方ないのかもしれないが…。