再燃 | F9の雑記帳

再燃

 明日が来なければいい。
 夜になるとそう思う。昨日も一昨日も一日たりとも考えなかった日はない。
 それなら死んでしまえばいい。一番簡単なことだ。方法ならいくらでもある。でも今まで僕は何もしようとしなかった。情けないことに怖いのだ。一昨日も電車のホームから線路側に足を踏みだそうとしたができなかったし、その前の日も映像は思い浮かぶが実行できなかった。それから神に祈ったり、聞こえないぐらいの小声で愚痴を言ったりするぐらいならしたことはあるが、それも逃げの姿勢の一端にすぎない。ああ馬鹿らしい。こんな奴ほど早く死ぬべきではないのか。無駄飯食ってんじゃねえよ!
 そう思っていても、いや、そう思うからこそなのか、明日は間違いなくやって来るに違いない。神の思し召しやら運命やら名前を決めるのは勝手だが、それならそれでまた生きていくしかないのだろう。それを決めるのは他ならない僕自身なのだが…。