僕は2018年時点でイーサリアムが2025年にビットコインを超えると予想していた。
どうやらそれに近い予想が専門家の3つの根拠によって現実味を帯びてきたようだ。
現在、約12,921種類の仮想通貨が存在する。
2017年当時は約3000種類ほどしか仮想通貨はなかった。(それでも多いが・・・)
2017年の時点で既にビットコインはファミコン、イーサリアムはスーパーコンピューターだというのは知っていた。
ビットコインにはプラットフォームがない。ハードフォーク(アップグレード)するたびにプロジェクトが分裂した。
世界ではじめてインターネット上にブロックチェーン技術を使って「仮想通貨を誕生させた」というのはスゴイ功績である。
ビットコインが誕生した2009年、1BTCの価格は0.7円ほどだった。
イーサリアムが誕生したときも1ETHは1円だった。
イーサリアムがハードフォークで分裂したのは過去に1回ある。イーサクラシックとイーサリアムに分裂した。
そして、今回のハードフォークでイーサリアムはまた2つに分裂するだろう。
現行のイーサリアムと最新のイーサリアムに分かれるのだ。
イーサリアムにはプラットフォームがある。プラットフォームはパソコンで例えるとOSである。
プラットフォームの中にトークンを発行するアプリケーションが存在している。そこから発行されたトークンがETHである。
そして、そのアプリケーションはSDK(誰でも利用可能なソフト)として提供されている。
SDKを利用すれば1からプログラムを構成しなくても「発行枚数」「トークン名」などを入力して「実行」を押すだけでトークンが発行できるのだ。
イーサリアムのプラットフォームから発行されたトークンは無数にあり、同じOS内でトークンを発行しているので互換性を持っている。
同じアプリケーションから作られたトークンなのでイーサリアムが作ったDEX(自動取引所)でトークンの交換が可能になった。
さらにイーサリアムはプラットフォームを持っているのでレイヤー、レイヤー2と分割することによってトランザクションの高速処理を可能にしたのだ。
しばらくするとイーサリアムを支えるプロジェクトがたくさん誕生した。
レイヤー2を最初から選んで高速処理を実行できるプロジェクトPolygon【MATIC】も誕生した。
他にはトランザクションの並行処理を可能にするプロジェクトが出てきた。
ZiliqaやIOSTなどである。
従来のプログラムの実行は1つずつ順番に処理をする方法だった。それを並行処理することによってトランザクションの遅延を防ぐと共に高速処理を実現した。
イーサリアムはビットコインが技術として持っていないシャーディングができるようになった。
イーサリアムのプラットフォーム内でたくさんのアプリケーションが生まれ、NFTやDeFiなどもその派生である。
DApps(分散型アプリケーション)はアプリケーションの管理者がいなくても自動で実行するシステムである。
WEB2.0からWEB3.0へ移行する”形”が見えてきた。
そして、次の時代はブロックチェーン技術とスマートコントラクトを使い、フィンガープリントによってデジタルコンテンツの同一性を確認するための値は手軽に使えるようになる。
それは指紋認証だけではなくスマートフォンでの認証やパソコンでの認証も可能にするだろう。
複数の認証システムで個人を確実に特定しインターネット上で”あなたしか利用できないサービス”を享受するようになる。
それによってメタバース内で動くアバターは現実の世界で存在する”あなた”と同じ価値を持つ。
アバターはあなた自身であり、他の人があなたに成りすますことはできない。
WEB3.0では完全なオリジナルのデジタル商品、世界にひとりしか存在しないアバターとデジタル上に再現した疑似地球が価値を持つ時代になる。
イーサリアムが覇権を獲るのは理解している。
ただ「それはいつなのか?」という疑問が残っていた。
僕は2025年にイーサリアムがビットコインの価格を超えると予想しているがもしかしたらもう少し後なのかもしれない。
ビットコインの4年周期の半減期に関係なく2027年という従来のセオリーと関係のないタイミングで突然イーサリアムが仮想通貨の覇権を獲るかもしれないね。
ただしその頃にはポルカドットやソラナ、コスモス、カルダノエイダ、アバランチはそれぞれのプラットフォームを拡大しているだろう。
現在のビットコイン、イーサリアム、リップルが占める大きなシェアが変わるときがやって来る。
それも覚えておいてもらいたい。
だから、投資するなら今のうちという話w