審判の刻は9月20日(月)、恒大集団が利払いできなければデフォルトする | Hiroumi.Metaverse

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仮想通貨のファンダメンタルズ分析

中国・不動産の最大手である恒大集団が9月20日に利払いができなければデフォルトするのは決定的となる。

 

2021年9月20日に恒大集団が利払いできないだろうというのは秘密裏に中国政府が銀行に通達しているそうだ。

 

 

今でもいろんな事業で集団訴訟されている恒大集団だが、9月20日に利払いできなければデフォルトする。

今までなら負債を抱えた大手企業の支援を中国政府がやってきたが、今回は中国政府が「支援しない」と表明している。

 

恒大集団の金融負債は10兆円。売上金の未払い残高は16兆円。合わせて26兆円規模の経営破たんとなる。

 

恒大集団は、銀行からの融資ができなくなったことを受けて、デリバティブ商品を個人の投資家たちに売ったそうだ。

 

デリバティブ商品=箱の中はゴミクズの高利回りの商品

 

デリバティブ商品の特徴は、その商品がある限り高利回りの配当が得られる。しかし、その商品に価値がなくなれば資金は返って来ない。

 

リーマンショックのときのサブプライムローンがまさにこれだった。低所得者に融資をして家を買わせて不動産価値を高めていった。

それをデリバティブ商品として売り出した。

 

債務不履行になる低所得者が溢れかえって資金が回収できなくなり、リーマン・ブラザーズ証券は経営破たんした。

 

デリバティブ商品を買ってくれる個人の投資家→低所得者への融資→不動産価値が上がっている間は拡大路線でどんどん資金が集まる。

 

お金をばらまきながら不動産価値を高めて資金を循環させるという方法は既に論理が破綻している。

 

リーマン・ブラザーズ証券

「この手法でやればどんどんお金が儲かってボロ儲けできるでしょ。もし低所得者が債務不履行になって会社が倒産の危機に瀕したら国が支援してくれるでしょ」

 

つまりデリバティブ商品を売りまくって、ボロ儲けして、もしデフォルトすることになっても国が金を払うからリーマン・ブラザーズ証券は一切なにも困ることはないという考えだった。

 

リーマン・ブラザーズ証券→デリバティブ商品を販売→ボロ儲け

 

サブプライムローンのデフォルト→国が金を払う

 

この考えを見抜けない政治家はいないだろw

 

だから、米国政府はリーマン・ブラザーズ証券の支援をしなかった。

 

今、中国で起きている恒大集団の金融危機もまさに同じ状態である。

 

中国政府が銀行に不動産に対する融資を貸し付けは40%までに留めなさいと命令を下したときに恒大集団は社内会議をするべきだったね。

 

会社の経営とは、拡大するだけが能ではない。業務を縮小するのも大切な経営手法である。

 

中国政府が銀行に対して、不動産への融資を規制したことは恒大集団側もわかっていたはずだ。

 

「利益を上げるためには事業を拡大しなければならない」というのは一種の思い込みである。

 

会社の中で2つ部門を作って、「拡大路線で経営する役職者」と「業務縮小路線で経営する役職者」を予め用意しておくべきだったのではないか?

 

経済の波は乱高下する。それに合わせて経営方針を転換する。

 

これがもっとも効率が良いように思うが?

 

意地を張って「こうするんだ!」って突き進むのは、幼稚で子供みたいだね。

 

客観的に見ればそう思えるが今まで拡大路線で経営を成功させてきたから業務縮小するという考えは負けた気がするからできないのかもしれない。プライドがそれを許さないのだろう。

 

恒大集団は社員を20万人抱えている。デリバティブ商品を買った人は7万人。恒大の不動産を購入した人は100万人だが建設はストップしている。

 

もうギリギリのところまで来ている。臨界点に達した。

 

それに付け加えて、韓国が今月中に仮想通貨の取引所の半分以上を閉鎖する。

国民が仮想通貨の投機に夢中で『ウォン安・ドル高』になって韓国の法定通貨がデフォルトの危機に瀕していることが問題となったようだ。

 

いやぁどっちもエグいwww

 

笑っている場合じゃなかった。これマジでヤバイからね。日本の製造業もかなり大打撃を喰らうことになるだろう。

 

ってことで本題に入ろう。

 

YouTubeの動画で投資や経営に詳しい人は多いが問題を提起するだけで不安や恐怖を煽るだけっていうのはダメだね。

 

僕は、ここから具体的な対応策を講じる。

 

証券会社の口座を開設している人は信用取引で日経平均株価(Index)を空売りしましょう。リスクヘッジです。

 

僕はマネックス証券の口座がありますが信用取引の申請がぜんぜん間に合わないので仮想通貨でリスクヘッジすることにしました。

 

GMOコイン取引所で仮想通貨FXをします。

 

ビットコインは価格が高すぎるのでレバレッジ2倍では資金不足ということもあって他の仮想通貨でトレードします。

 

ビットコインキャッシュが現在、69000円前後で推移しています。

 

これを空売りすることにしました。

 

ビットコインキャッシュのチャートは緩やかに右肩下がりとなっています。

 

 

ビットコインからハードフォークして誕生した仮想通貨です。ビットコインより機能が優れていてトランザクションの処理能力が高いというのが売りでした。

 

しかし、ビットコインキャッシュが誕生した当初から好きになれず、ビットコインキャッシュが40万円まで高騰したときも「へぇそうなんだ。いらないけどね」と思っていました。

 

僕はEthereum推しですからね。プラットフォームを持っていてDAppsやDeFi、NFTはEthereumから誕生しています。

 

値段も手頃で上昇する見込みもそれほどなく、金融ショックが起きたら一気に下がりそうな雰囲気があるビットコインキャッシュを空売りで仕込んで待機します。

 

本当は日経平均株価(Index)を空売りするのが一番いいですよ。

 

日経平均株価3万円です。ここから上がる見込みよりも下がる見込みのほうが大きい。長期で見れば上がるのかもしれないがアジア圏の金融ショックが2つも重なれば、日本経済へも悪影響は出るはずです。

 

少なくとも2021年の後半から2022年まで尾を引く形となる。

 

もしかしたら株価、為替、仮想通貨のどれもが空前の暴落を喰らう可能性も出てきた。

 

将来性がある仮想通貨に仕込んでいる分はそのままでいいかもしれないが職業的に自分の生活に悪影響が出る可能性があるのなら信用取引で空売りをすることを推奨します。

 

分散投資とリスクヘッジですね。

 

少なくとも中国の不動産バブルの崩壊と韓国の通貨危機が2つ重なって、仮想通貨が爆上げなんてことにはならない。

 

安心して空売りしましょう。

 

どれぐらいのタイミングで市場が悪材料を織り込むかわからないけどしばらくはダメでしょうね。

 

仮想通貨の上昇相場は長期で見れば2022年まで続くかもしれないが、ここは一旦引きましょう。

 

資産の30%を現金保有、30%を仮想通貨保有、もしくは空売り、残り40%を日経平均株価の空売り。

 

これはあくまで例です。分散投資とリスクヘッジ。

 

中国や韓国で大きな問題がなければ仮想通貨の投資に全振りしてもよかったけど、一旦引きましょう。

 

僕はビットコインキャッシュの空売りを今から仕込みます。

 

50万円~100万円ぐらいは空売りします。

 

レバレッジ2倍なので100万円~200万円ぐらいですね。