クリプトカレンシーマガジンでとりあげられていた話題を一つ。
Zcashについてだ。
世界最大のダークネット市場AlphaBayはまもなくZcashを受付
時価総額12位にランクインしてきたジーキャッシュ(Zcash)だがこれにはワケがある。
闇の住人たちにひどく好かれたジーキャッシュという仮想通貨がある。
なぜ闇の住人たちに好かれたのだろうか?
これはビットコインを上回る完全な「匿名性」で仮想通貨のやり取りができることが一つの理由としてあげられる。
これによって闇の住人たちのマネーロンダリングに使える仮想通貨として人気のようだ。
ただ闇の住人だけではなく資産家や企業も使っているかもしれないね。
脱税や裏金を作るために使っていると思われる。
そうじゃないといくら大きな組織のマフィアでも時価総額12位にまで上げることはできない。
完全に匿名でやり取りできるコインというのが”売り”というのもすごいけどな・・・w
これを考えて設計した人はビットコインを超えたかったのもしれない。
ビットコイン自体も匿名ではあるが履歴は残る。
履歴も閲覧不可なのがジーキャッシュだった、たしか・・・。
現在、ビットコインの価格は26万円前後で推移している。
これからどんどん使える店舗は増えることが見込まれている。しかし、ここで問題が一つ。
ビットコインは時価なので常に価格は変動している。
なので、買い物するときに固定された値札のものを買うときに常に余分にビットコインを持っておく必要がある。
円→ビットコインでいくら・・・・とするならば”外貨で欲しいものを買う”感覚に近い。
日本円が120円のときに買うのか90円のときに買うのか・・・。
1ドル30円の差とするように、ビットコインも円で換算したときにいくらになるかを把握しておく必要がある。
こういった仮想通貨で決済をするのに有利な点もたくさんある。
ビットコインで億万長者になった人にたくさんお金を使ってもらうことができる。
外国人の観光客に気兼ねなく買い物を楽しんでもらえる。
店側も円に換金するときに利益を得られる可能性がある。
銀行金利よりも良い利回りと考えるなら店側は資金を蓄えることができる。
各店舗、企業がとうとう「仮想通貨」をトレードして利益を得る時代になりそうだ。
顧客の支払いで得たビットコインを貯めて時価の上昇があったときに円に換金する。
それによって売買益が得られるというわけだ。
企業、国民が賢いお金の運用を勉強するときが来た。
銀行にお金を預けていても手数料が引かれて資産は減るだけ。
ならばビットコインの売買で利益を出して少しでもお店の売り上げの利回りを良くしよう、とすることができる。
世界でもそういった動きになっているようだ。
2013~2015年あたりではロシアではビットコインの取引は禁止という方向になっていた。
しかし、2017年、夏からロシアではビットコインの決済がスタートする。
「怪しい」「危ない」という概念がなくなり「便利」「速い」という概念が生まれた。
信用・信頼を得てビットコインは社会に浸透する。
世界を変えるのは仮想通貨だ。これからの世界は今までとは違う。
SFのような未来に一歩近づいたことになった。