今、注目されている産業は太陽光パネルや風力発電、通信事業だと思う。
合わせて省エネの分野、有機ELや無機ELの分野がこれから映像や広告パネルの業界で伸びてくる。
通信事業といえば回線速度が速く、そして、値下げして敷居が低くなった光回線がある。これも安定していい商材だ。
月々、固定された通信費が見込め、法人・個人どちらも契約が多い。
近年の携帯は、とくにタブレット化されてからパソコンの機能が特化した。
モバイル用アプリも増えて、ますます需要が増えている。
他の分野では、少子高齢化の影響もあり、一人暮らしのご老人が多くなった。その上、病院に入院となれば家が丸まる空いてしまうので空き家の管理をする業者も現れた。
空き家の管理、掃除、宅配弁当など、動けない高齢者に代わって、役割を代行する代行ビジネスだ。
リサイクル業でいえば、貴金属の買取専門店、家具などを直すリペアなどがある。
貴金属は溶かして新しい商品にして海外で売られる。国内での需要が減ったので景気のいい海外向けが多いらしい。
すき間産業でいえば、町の便利屋さんがある。
なんでも屋なので幅広い知識が必要だが頼るアテのないご老人にとって欠かせない存在となる。
昔のように大世帯で子供から老人まで暮らすような家族ではなくなってしまったので、なんでも金で解決するイメージが否めない。
昔あった産業がなくなると同時に新しい産業はできている。
便利な世の中になりつつあると同時に暮らしにくさが際立つ。
農業が盛んな時代とは違ってゆったりは暮らせない。
時間の流れが早くて、移り変わりも尋常ではない。
気を抜けば取り残されるほど「今」が変わってゆく。
資格を取得するか、自分で独立開業するのがスタンダード。
大手やそこそこの中小企業で安定を求めても、その会社が30年持つかどうかわからない。
そんな不安定な世の中になっている。
安定を求めるよりはチャレンジしてまとまった資金でビジネスチャンスを作らないと”安定と引き換えに手に入れた少額の生活費”だけが人生の糧になりかねない。
今年は大きな変換期になる。この一年でまた社会のルールは大きく変わっていく。