平日、お得なキップで都内へ
北千住までは往復1840円なので、差引き250円で東京メトロが乗り放題という事になります。
長いエスカレータでホームへ。
まずは東武日光線の南栗橋行きの列車に乗り、南栗橋で長津田行きの急行に乗り換えて北千住まで出ました。
北千住からは東京メトロ千代田線に乗り継ぎ西日暮里へ。
改札を出ずに長い連絡通路を歩き千代田線のホームまで行けます。
便利になったものです。途中にコンビニもあるし!
今までJRばかり利用してましたから、浦島太郎状態です!
東武伊勢崎線北千住駅から東京メトロ千代田線北千住駅までの連絡通路
西日暮里駅で下車。
諏訪台通りの「間の坂」を上り西日暮里公園に行ってみました。
公園の脇にあるステンレス案内板
歴史の散歩道
西日暮里公園から諏訪神社、谷中霊園、千駄木駅、寛永寺周辺の見所地図になっています。
西日暮里公園
入口に竹箒とチリトリが立て掛けてあるのは?
公園に入ると直ぐに分かりました。地域の方達が落ち葉を片付けていました。
感動するくらい綺麗に掃き清められています。
公園を見ると、その地域のコミュニティがしっかり機能してるかどうか、分かるような気がします。
総じて都内の公園は綺麗ですね。
テラス近くにある看板。
3枚の看板の両面は浮世絵や道灌山に関する説明文が書いてあり、2面づつ対になって放射状に立っています。
右側に浮世絵、左側に説明文が書いてあります。
其れによりますと
江戸時代の地図では道灌山は、今の道灌通りから北側の西日暮里4丁目辺りになり、この公園から南側の寺町は「ひぐらしの里」と呼ばれていたそうです。
江戸後期の絵師
長谷川雪旦の「日暮里惣図」
江戸時代に「道灌船繋松」という道灌山のシンボル的な松があり大切にされていました。
当時の伝えで、むかしは道灌山の麓に入り江があり、道灌の砦があった頃はその松を目当(舟人の詞で つなぐ)にした舟人が「繋ぎの松」と呼んていたため誤って道灌船繋ぎの松と言うようになった。
との謂れが書いてありました。
江戸時代から明治に掛けて、道灌山は虫聴きの名所で、とくに松虫が多く澄んだ音色が聴けたそうです。
右の浮世絵は道灌山の中腹にむしろを敷き虫聴きを楽しんでいる様子を描いたものです。この浮世絵を見ながら藪蚊に刺されないか心配している自分に気づき、我ながら無粋な人間だと少し落ち込みました。
紅葉には早かったですが、少しづつ色づき始めていました。
朝の清々しい空気を満喫したところで、
朝食が異常に早かったので少しお腹が空きました。
公園を後にして西日暮里駅まで行き、ベックスで軽く2度目の朝食を食べました。
ベックスコーヒーショップ
西日暮里店さん
JRの改札出てすぐにあるコーヒーショップです。
さすがに2度目ですから、軽くバタートーストセットでいきましょう。
西日暮里駅の運賃表が見えるカウンター席に座りました。
モーニング
バタートーストセット 390円
フワッとした厚切のトーストはとても美味しかったが、あえて欲をいえば、もう少しこんがり焼色を付けて欲しかった。
でも、ゆったり良い時間を過ごせました。
この後に千駄木に行ったのですが、それこそ「ひぐらしの里」を歩いて行けば良いのに、お得なキップを持っていたので1駅地下鉄に乗ってしまいました。
長くなりましたので、千駄木からの散策は次回にします。