父が決めた結論は
「がんと闘って欲しいから
(本人に) がん告知することを選びます!」
母が緊急入院してから
担当医の話を聞くまでに
よくよく考えていたことかも
しれないけれど
私には衝撃的だった
本人へのがん告知。
だって
2,3カ月しか生きられない
って言われてるんだよ!?
父が
それを決めた理由は
「自分も、がんだったから!」
という
まさかのカミングアウト!
「えーーーー!
そんなこと聞いたこともないよ!
何?
ウソ言ってんの?」

そう言えば
父は
私が小学生の頃から
胃潰瘍を患っていて
たしか私が高学年ぐらいの時に
手術を予定していたにも関わらず
手術日当日に
「やっぱり手術はやめる!」と
ドタキャンをして
(この時はビックリした!)
その後、何年間も
食事療法と
服薬を続けていた人でした。
食事もね
玉子豆腐ぐらいしか食べられなくて
この時に見ていた影響で
私は玉子豆腐が苦手です。
そんな風に
私たち兄弟や周囲の人に
たぶん職場にも
胃潰瘍と言っていたのが
実は
がんだったというのです。
その後何年もかかっているけれど
がんを完治した父としては
母もそうなって欲しいという思いからの
本人への告知なのでした。
その時に父からあった
もう1つ衝撃だった言葉は
「そのがんで
手術しないといけないという時期に
実は
4人目の子が母のお腹にできていたけれど
(私は弟2人の3人兄弟)
すでに子供が3人いて
大きくなるにも
まだまだ時間がかかる。
ここで
父に万一のことがあれば
母一人で4人の子供は大変すぎるので
産むのをあきらめた。」
と言うのです。
私の子供の頃は
がんになる人自体がめずらしく
恐れられていた時代
そう考えても
すごく当たり前な頃でした。
で、えーーと!
ただでさえ
母の余命宣告で
ドラマの中のような出来事が
自分の身に降って湧いて
その上に
知らなかった事実が
次ぎ次ぎと出てきて
衝撃すぎてしんどいながらも
やっぱり
ドラマの中の出来事のようで
現実を現実と
受け止めにくい
状況だったのを覚えています。
→母の入院④ その時夫は へ
