目が覚めたような顔をして、
希望する学校の偏差値は50前後。

それまで中学受験を知らない私は、

「偏差値60以上でないと意味ないでしょ。」
などと頭叩きたくなるような考えをしていました。

でも、
偏差値40台の過去問、すぐ解けるかっていうと解けまっせん。

すごく難しい。
とんでもなく難しい。

まぁ、解ける人はすぐ解けるんでしょうけど。

だからこそ、いやいや、スタートが遅すぎるからー。

とたしなめても、、娘は受けたいの一点張り。

4年生の時と違って、具体的に行きたい学校が出来たので、みなぎっている。

試しに、近所の塾に問いあわせてたところ、

電話で断れた個人塾、

もう一つ、電話でうーんといいながらも、
「とりあえず入塾テスト受けてみますか。そこで国語算数それぞれ70点取れたら受け入れることできます。」

と言われ、
受けたら
国語79点、算数35点。

はい、終わったー。

そこで塾はご丁寧に分析してくれました。

「国語はとても良く出来ています。これはすごいと思います。算数ですが、5年生がまるっと抜けています。これでは今から受験科に入っても全くついてこれないし、メンタルもついてこれないと思う。この志望校は高校受験もあるから、今から3年間かけて準備していくことをお勧めします。」


ごもっとも。
だけど、国語は問題ない。

算数頑張ればいいんでしょう?

とその時思ったんです。

半年かけて算数を手厚く見ればどうでしょう。
集団塾が難しいなら、
個別だったり、家庭教師という手もある。

諦めるのはまだ早い。
無謀かもしれないけど。

これが偏差値60越えだったら難しかったかもしれないけど、

情報をみると、比較的優しく、受験の基礎問題を解けるように頑張ればいいと書いてあったので、
そこは素直に受け取り、

個別塾の門を叩きました。

そしてまた入塾テスト。

「分数の通分も怪しいです。そこからですね。」

先生、必ず合格したいとは思いません。
狙える所まで持っていきたい。
良かったことに国語はできています。
算数が問題なんですけど、5分の所まで引き上げていただきたいんです。

「一緒にがんばりましょう。」

と言ってもらえました。

個別でスタートしたけれど、
そこで色んなことに気付きます。

なんだか、簡単な筆算も遅い。
もちろん学校の算数も分かっていない。

やるだけやるしかないな。

その頃ちょうど近くでそろばん塾がオープンしたので、

娘はそろばんを小2まで習っていたので、
そのリバイバルで、まず脳の動きを加速させないと、

そして、集団塾の普通科の方で、週一算数を教えてもらって、
週一、そろばん、
週2で個別で算数をスタート。

そこで誤算だったのが、
個別塾とのコミュニケーションが詰めておらず、

集団塾に行かせるというのを、
受験科に行くんだと個別の先生が勘違いされて、

個別がサポート的な感じになっていたこと。

それは夏休み明けに発覚するんですが。

夏休みの夏期講習も、
あったはあったけど、
受験生の最後の夏はハードなはず。

うちの娘は、まぁ、マイペースにいつもと変わらぬおっとり感ですごしていました。

週4コマほどの個別と、集団塾普通科の夏期講習と、いつものそろばん。笑

しかし、その頃かな。
「学校の算数がわかってきたよ。簡単になってきたよ。」

抜け落ちていた箇所が埋められてきたのだと思います。

学校の算数のクラスも一つ上がり、
一番上のクラスも行けるよと先生には言われたけど断ったらしい。

一番上のクラスには受験組がずらりと並び、圧が凄いらしい。

そして、夏休み明け
集団塾の方のクラスも上がり、
追いつきました。

個別の先生には、
塾は普通科に通っていること、
こちらで、志望校の過去問や対策をしていただきたいと明確に伝え、

2月1日までのカリキュラムの流れを出してほしい。
それから逆算して、授業日数のコマ振りを考えたい。

と先生に伝えました。

良くも悪くも、個別塾は一人一人寄り添ってくれるから、こちらがどうしたいかを伝えないと、
動けないふしがあります。

オーダーメイドだから、こちらの要望をどんどん伝えていく。

10月になっていました。

先生が作ったカリキュラムだと、
受験用の知識詰め込みが終わるのは、1月1週目となっていました。

これは、ダメだ、間に合わない。
すぐ電話。
先生、コマ数、増やしましょう。
これから寒くなっていきますし、体調がどこで悪くなるかわかりません。
今のうちに詰めておきたいです。
と、10月、11月のコマを増やし、割り振っていきました。

そして、10月の終わり、娘、急性虫垂炎で入院することになります。

夕方腹痛を訴えていたかと思うと、嘔吐が止まらず、
これは、このままだと止まらない。

と小児科から総合病院へ転院。
コロナ禍で熱があると感染者扱い。

絶食が続くことは辛そうで、可哀想でした。

面会は親でも1日10分しかありませんでした。
どっさり漫画を届け、
我が家は漫画が多分1000冊近くあるので、
こう言う時は困らない。

ここは、もう諦めたゆっくり休むしかない。

点滴で痛みが治らなければそこから手術になる所でしたが、なんとか痛みが落ち着き、

散らすということができました。

5日間入院して、無事退院し、
さらに2日ゆっくりして、

学校、塾、再開。

そして、そろばんと集団塾を終わりにし、

残り3ヶ月、
個別で頑張る。

ところが、
ここで、娘が呆けてしまう出来事が起こります。