先日、有名なアシュタンガヨガ指導者の方の太陽礼拝を
まじかで見る機会がありました
指導経験も豊富な指導者の方なので洗練されていて
ダイナミックでした。
なかでもドリスティ(視点)をとても大切にしていました。
アシュタンガヨガのアーサナでは、それぞれ見つめる場所、
視点が定まっています
(アーサナをしているときなど、心地よいとつい目を閉じたくなります
が、アシュタンガヨガでは目を閉じないことが前提となっています。)
このドリスティは9つあり、いずれも、外に向かいがちな視点を内に
向けるのが目的です。
私もクラスのなかでよく、「目線は手の親指」などといいますが
まだまだ勉強不足のため、すべてのアーサナのドリスティがわかって
いるわけではありません。
アーサナをする上でドリスティは、大事な役割を果たしています。
例えば・・・
トリコーナサナ(三角のポーズ)のドリスティは天に上げた方の
手の指先を見る事により、胸が開かれるます。
バカアーサナ(カラスのポーズ)では、マットについた両手を
中心とし身体と反対側の床に視点を集中させバランスをとる
テクニックがあります。
「視線でバランスをとる」ということです。
手話は視線も大切ですよね
皆さんドリスティは得意かもしれません
手話ヨガクラスの際のよいヒントをもらった気がしました
9つのドリスティは以下です。
1,鼻の先 (ナサグライ)
2,親指 (アングスタ・マ・ディャイ)
3,眉間 (ブローマディヤ)
4,おへそ (ナビ・チャルカ)
5,空 (ウルドゥヴァ)
6,手 (ハスタグライ)
7,左つま先 (パダヨラグライ)
8,左遠方 (パールシュヴァ)
9,右遠方 (パールシュヴァ)
今後は、ドリスティを意識していきたいと思います。
NAMASTE