これだけは絶対なんですが、誰でも同じスピードで歳をとる。

世の中になかなか絶対と言うのはないもんですが、これだけは絶対!!

しかし肉体と心の違いと言うのがありまして、歳とると耳は遠くなるしトイレはどうしても近くなる(苦笑)

それに引きかえ、心はというと?

どうでしょう?さほど変わらないのではないでしょうか?

 

 

オレも長いこと、こうしてブログを書いておりますが、

「思えば随分書いて来たもんだ」とちょっとビックリ!!

ただ個人が一人で書いているもんですから、もしかしたら「これ前にも書いたか?」

と不安になることも・・・

仕事で若い奴と話してたら、「広井さん、その話30回目ですよ!」と言われたこともあり。

ちょっと気になりますが、まあ仕方ないですね・・・アハハ

 

このところハマっているのが、地図を観ることと昔の歌本を引っ張り出して片っ端から

メロディ―を弾いてみたり歌えるものは歌ってみたり。

地図は昔から観るのが好きでしたね。

だって観ていると、その国、その土地の風土、歴史が語りかけてくるんです。

「そうやって観てるけど、アンタ それは現在の地図だよ」って・・・

確かにそう遠い昔でなくても、世界中の地図は塗り替えられてきました。

革命と言う名前や侵略という名前の何かで・・・

まあ想いを馳せるのが趣味のオレにとって、地図鑑賞はたまりません。

 

歌も不思議です・・・

よく思うんですが、子供の頃覚えた歌は忘れない!!

しかし最近もっと不思議なことに、そんなに好きでもなかったし覚えようとしたこともない、そして口に出して歌ったこともないのに、

フッと口ずさむと・・・

あれま不思議!!

ワンコーラス歌えるじゃないですか!!

それも歌詞もちゃんと出てくる!!

(例えば「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」アハハ)

歌えると妙に嬉しいもんで、その歌の情景まで心に浮かぶから徹底してます。

 

でも洋楽になると流石に歌えるパーセンテージは落ちますね。

(ウチに「ポピュラーソングのすべて」「永遠のポップス」という本があり、合計

数百曲の譜面が載ってます)

何でかと言うと、洋楽はジャズっぽい歌になるとやっぱムズカシイわけですよ。

コードにない音でやけに引っ張ったり(笑)

アメリカの歌も、19世紀フォスターの時代は口ずさめたのに・・・

(その流れもあるにはあるけど・・・カントリー&ウエスタン、フォーク)

やっぱり20世紀前半のジャズ黄金時代の歌は、バリバリのジャズマンが作っていたなと感じます。

ビッグバンドの時代で譜面を揃えるのも大変だったでしょうね。

演奏主体で、歌はおまけ?みたいな雰囲気・・・

歌と演奏のバランスが良くなり、しかも口ずさめるようになるのは1950年代後半から

1970年代前半までかな?

少人数でもOKだったけど、皆だんだん楽器を増やして音を厚くしてます。

(ビートルズもサイモンとガーファンクルも)

ただ歌自体は、割とシンプルで好きな歌が目白押し!!

この時代の歌が、歌の宅配便のレパートリーの80%以上を占めております(笑)

 

それ以後はまたムズカシイ歌主流になった気がします。

ムズカシイというより、覚えにくいと言った方が当たってるかも?

どっちにしても、自分が好きになる歌がほとんどありません(ゴメンナサイ)

 

 

生きていると、いろんな歌に出逢うものですけど、その密度が若い頃と今では

けた外れに違う!!

言いたかないけど、“あの頃は良かった”“いい時代を生きたな”

歌のことを思ったり、研究してるとキリがないんですが・・・

歌は学問でもないし、何なんでしょう?

無ければ生きていけないものではないにしろ、でも心に歌があるとないでは

人生の彩りが絶対違う!!

そんな気がします。 アメリカの大作曲家 フォスター

                               「おおスザンナ」「草競馬」「故郷の人々」「ケンタッキーの我が家」

                               「金髪のジェニー」「オールド・ブラック・ジョー」「夢路より」

                               ・・・いい歌ですよね・・・