1月23日(水)。世界一周80日中16日目。
インド・ニューデリー 。


17時間という怒涛過ぎるバラナシからの寝台列車の旅を終え、ニューデリーへ再び。

1日目で行けてないとこに行こうと思ったが、この4日間でお腹いっぱいになったのと、バラナシのウンコ臭に酔ってしまって気分が悪かったので、飛行機出発までの時間まで宿で休むことに。

インド旅を終えて、最後に。

初日は、危うくコスプレ駅員に騙されて詐欺師にボラれかけ、激ヤバサイコインド人に追いかけ回された衝撃のインドデビューを飾り、

観光名所・アーグラでは念願のタージマハルとご対面、屈託無い笑顔のインド人少年との出会いに涙腺が崩壊しかけた。

そしてやってきたのは、"うんこ無法地帯"バラナシ。

そこには毎日のように200から300もの死体が運び込まれ、火葬が行われている。

火葬場周辺では、朝から晩まで煙が焚かれ、遺族たちが燃える様子を見届け、遺灰は川へと流される。

焼かずに、遺体のまま川に流す事もある。

インド人にとっては、ここで焼かれてガンジス川に流されることが本望であり、天国へと直行できるのだという。

そんなことを全く知らない牛や犬や猿たちが、死者たちの煙を吸い、街のあらゆる場所で、自由に糞を撒き散らしながら餌を食って眠りにつき、ゆっくりとした時間を過ごす。

街では観光客をしらみ潰しに捕まえ、カネを分取ろうとする詐欺師たちが血眼になっている。自分たちが、生きる為に。

生と死が交錯するこの国で、人生で感じたことのない感情を抱いた瞬間を、この先一生、忘れないであろう。

インドよ、衝撃をありがとう。
もう一生来ないけど、最高の経験になりました。


夜までゆっくりして、イタリアへ向かう飛行機へと移動。無事何事もなく、怒涛の4泊5日のインド旅を終えた。

次なる地点は、ヨーロッパ。

東南アジア三都市とインド三都市の旅を終えて、最もバックパッカーっぽい中東やアフリカをすっ飛ばし、ヨーロッパへとアタックする。

トルコ、エジプト、ギリシャから海峡を渡ってシチリア島へ入るなどのルートは候補としてかなり迷ったし、モロッコやバングラデシュ、イスラエルなどのアングラ地帯もスリルがあっておもろそうだと思ったが、日程と予算と優先順位の関係で今回はパスすることにした。

80日という短期間で世界一周旅行券を使わずにLCCと陸路を駆使して移動する今回の旅は、アジアからインドを経由してヨーロッパへ行くルートが最も安かったのである。

おそらく、日本からヨーロッパへそのまま入る一般的な航空券と変わらない値段でこのルートを辿ることが出来る。

ここでトルコやエジプトを経由するかしないかで、値段としてかなり変わってきてしまい、致し方ない結論となった。

とはいえ、今回の旅で旅慣れるであろうし、独り身の間は財布の余裕もありそうだから、時間さえ作れたら所帯を持つまでに行っておきたい場所はあらかた網羅しておきたいと思った。

今回の旅はあくまでも、王道中の王道の制覇。"ど真ん中"を淡々と回っていく。


イタリアへの移動でアラブ首長国連邦が有するエティハド航空の便の中で一つびっくりしたのは、NHKワールドで「あさイチ」が観れたことだ。

海を越えた地中海上空でまさか、大吉先生の笑顔が見れると思わなかった。

つくづく、国営放送は最強である。


約10時間のフライトを終え、イタリア・ローマへと無事、到着。

兼ねてから最も行きたい国として掲げていたのが、イタリアである。

なんとなく一番いってみたい国はどこだろう?と、大学に入学した時に第二外国語を選択するタイミングで考えあぐねて、テキトーにイタリア語を選んだ。

意地の悪いイタリア人講師に目の敵にされながらも、1年間地獄の授業を耐え、なんとか滞りなく全8単位をもぎ取った。(もれなく、全部C評価w)

今では学んだ事はコレッポッチも覚えていないが、憧れの地に辿り着けることができて、かなり嬉しいのである。

ここから27日間の長期ヨーロッパ・ジャーニーが始まる。

目的は3つ。
①友達に会う
②世界最高峰の音楽を体感
③王道中の王道の観光地を制覇

それぞれについては、ヨーロッパを巡る旅の旅行後記として後日、詳しく書いていく。

現在、ミラノのホテルでこの文章を書いているが
、イタリアはマジで最高である。後日ゆっくり、文章として残すことにする。


2019.01.23 インド・ニューデリー