2014年 4月14日
この日は検査結果を聞く為に会社を休んでくれた彼と一緒に病院へ行きました
今思えば 一番怖かった日です。
10日後に手術…
泣いたり落ち込んだりする暇もなく
診察室に入ると
「これが検査結果です」
先生はそう言うと
一枚のプリントを机の上に置き
説明をしてくださいました
・手術はできるだけ早い方がよい
・温存はできません、全摘
・温存はできません、全摘
・乳房再建、不可
「これでいいなら手術室の予約をとりますが
「これでいいなら手術室の予約をとりますが
どうしますか?」
どうしますか?と言われても
どうしますか?と言われても
はじめてのことに
何が良いのか悪いのかが分からず
「はい、それでお願いします」
そう答えるしか出来ませんでした
先生にすれば
先生にすれば
毎日の日常かもしれませんが
こちらにすれば一大事です
なんか呆気ない…。
なんか呆気ない…。
そして
《乳がん患者さんへ》
そう書かれたプリントをもらい
外待合室で待つ彼のところへ戻りました
プリントを見た時の
「え?」と言って私を見た彼の顔を
今でも覚えています
しかし何から話しをすればいいか分からず
とりあえずそのプリントを手渡すと
私はトイレへ行きました
そこでボーッと鏡を見ていたように思います
このとき予想される腫瘍の大きさなど
色々な説明をされたと思うのですが
あまりよく覚えていません
10日後に手術…
私、乳癌…
頭の中はそれだけでした。
ただ手術の日までに
私はもう仕事の休みが無かったので
入院に必要な物をこのあと揃えなくてはと
その慌ただしさが
よかったのかもしれません
泣いたり落ち込んだりする暇もなく
その日はとにかく買い物で走り回りました。