令和5年上半期芥川賞受賞作『ハンチバック』 | 裕美の散歩道

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普通の男性が女性の姿になって、
のんびりお散歩する様子を紹介します。

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<title>『都内最大級のハプバに潜入したら港区女子と即ハメ3Pできた話(前編)』</title>

(中略)

<div>・・・・・ショーツに手を入れてアソコをなぞると既に濡れ濡れなYちゃん。「入れてもいい?」と耳元で訊くと「うん♡」と快諾してくれました。・・・・<div>

 

いきなり怪しい文章でびっくりされたかも?

官能小説ではありません。

 

令和5年上半期の芥川賞は、市川沙央氏の「ハンチバック」が受賞しました。

冒頭の文章は、その小説の書き出し部分です。

 

「ハンチバック」は背中の曲がったせむしのこと。

主人公は重度の障害をもつ女性。

呼吸器や痰吸引器をつけて生活している。

 

私がこれまで想像したことのない人生がつづられていく。

 

世間は障害のある人に対し、清らかで素直な人であるべきと思いがちだが、同じ人間。

普通の女のように子どもを宿したい。

でも体は出産に耐えられない。

妊娠と中絶までならできるだろう。

それが目標となり、実行しようとする。

 

そして・・・・

 

フェ〇〇オやら、♡♡やら、そのままの言葉がガンガン登場します。

でも、いやらしい感じはしません。

むしろ壮絶

主人公にとっては、命がけの営み

 

迫力ある文章で一気読みしてしまう

 

 

心にグサッと刺さる言葉も・・・・

 

不自由な体では、本を持つこともめくることも辛いと言う。

「私は紙の本を憎んでいた」

 

読書文化について

「その特権性に気づかない『本好き』たちの無知な傲慢さを憎んでいた」

 

「息苦しい世の中になった」

というヤフコメ民や文化人に対し

「本当の息苦しさも知らないくせに」

 

市川沙央氏もこの小説の主人公と同じ重度の障害を持っています。

だから説得力があるのだと思います。

 

 

 

写真がないと寂しいので、適当に見繕って載せます。

 

女装者と女装者好きの男女が集まるスナック

ハプニングは起きなかった・・・・

 

オスカルの手の上でお願いする私

どうぞ私を奪って・・・なんてね。

 

抱えあげられてベッドの上に・・・・

下着でなくて水着です

 

 

 

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