前回からの続きです。
挨拶をすませ、お喋りしながらプラタナス並木に行きました。
初対面にも関わらず、お話しが楽しいのですぐに打ち解けました。
雨が降りそうな平日の午後、プラタナス並木のベンチには誰もいません。
ここでどうやって着付けをされるのかしら?
Miekoさんは地面にシートを敷き、持参されてきたキャリーバックをベンチの上に置き、着物を取り出しました。
私はパンプスを脱いでシートの上に立ち、ジャケットを脱ぎます。
Miekoさんが掛けて下さった着物の袖に手を通します。
着物は薄い緑色、御苑の緑に似合います。
帯を締める時の身体がぎゅっと絞られる感触、いつもながら身も心も引き締まります。
そういえばお茶では屋外で楽しむ野点(のたて)というものがあるけど、屋外での着付けも楽しい!と思いました。
途中、外国人のご夫婦が近寄って来られました。
感激したような口調で何か言われましたが、聞き取れませんでした。
でも、Miekoさんはすかさず
「Thankyou!」
と返事をされました。
カッコいいです。
着付けが終わると、準備して頂いた足袋と草履も履き、写真撮影です。
Miekoさんのカメラで撮って頂きました。
ソフトフォーカスで柔らかな感じに撮れています。
私の顔の粗も隠せます。
でも、姿勢は難しい。
自分では背筋を伸ばしているつもりでも、撮った写真をカメラのディスプレイで見ると猫背になっています。
「着物の時は、いつも以上に大げさに背中を反らす感じで」などのアドバイスをもらいながら、姿勢を正しました。
撮影した写真は、下のように素敵に編集して下さいました。
着物の色、帯の色、扇子の色と、プラタナスの葉の色がよく合っています。
帯結びは自分では見ることができなかったけど、写真で見るととっても素敵です。
私って、こんな姿をしてたんだ~、写真を見て感慨にふけりました。
着物の時は、写真を撮ってくれる人がいるといないとでは、大きく違いますね。
写真を撮り終えたら、着物を脱いで元の姿に戻りました。
ここで終わればハッピーだったのですが・・・・・・・
最近の私、最後にハプニングが起こることが多いのです。
そしてこの日も・・・・
続きます。
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