東日本大震災から7年経ちました。
犠牲になられた方のご冥福を改めてお祈りいたします。
今年は、海の見える場所で黙とうするため、多摩川から東京湾を望む羽田に行きました。
旧穴森神社の大鳥居です。
掲げられていた国旗は、半旗でした。
14時46分、多摩川河口から東京湾を望み黙とう。
多摩川の水面は、午後の太陽の光を反射しています。
2011年のこの日、多摩川でも川を遡る津波が観測されたそうです。
空には白い雲がぽっかり浮かんでいます。
羽田空港からはひっきりなしに飛行機が離陸しています。
7年前のことを忘れてしまいそうな穏やかな午後です。
真の復興はまだまだ遠いようですが、震災のことが早くも風化しているようにも感じます。
新聞に載っていた被災地の高校生の話が印象的でした。
「テレビで放映されるのは比較的復興が進みきれいになった所ばかりで、遅れている様子が報じられることはほとんどありません」
東北地方を観光で訪れる人は、まだ震災前に戻っていないという話も聞きました。
少しでも復興のお役に立てればと旅行を考えましたが、裕美で行ってもいいのやら、悩み所です。
2011年の大震災の時のことは、昨年の記事に書いています。
この時の経験も含めて、災害を風化させないことが大事な役割と、改めて思いました。