妻が逝ってからは、ほんと出不精になってしまい
家に居るのが多くなってしまった。
今日は、街にある大手家電屋の商品券の有効期限が迫っているので
これを使ってしまわないと勿体ないということで
普段出不精の俺でも行ってきたというわけだ。
商品券は5000円分あったのだが
何を買おうか迷う。
電気店では、なかなかの中途半端な額で
ほんとに欲しい物は、かなりの追い金を出さなきゃ買えないし
ぎりぎりのところを狙っていきたいのだが
価格に見合ってないものや、それ買ってどうすんの?みたいな物ばかりで・・・
最後、実の部分でインクジェットのインクにしようか
趣でプレイヤーのレコード針が劣化していたのでそれにするかで迷う。
インクはいつでも買える
レコード針はこんなときにしか買えないだろう。
ましてお金出してまではなかなか買いづらい物と判断して
5060円のレコード針に決めた。
それに、またこれで妻とよく聴いていたレコードを聴くことができるから
良しとした。
妻の命日が近い。
今までだったら、4月に入る頃にはその景色からか
そわそわして落ち着かず
当時の辛い気持ちが蘇ってくるのだが
今は少し変わってきている。
あの日のことは忘れないが
自分にとって、もう過去のことの様に接してきている。
昨年、妻の物を処分したことで
自分の気持ちにも整理できたのかな。
妻のことは毎日思い出すが
ここを努力して考えない様にしたら
また新しい生活が始まるのかな。
別にそんなこと望んではいないけど・・・
後ろめたい気持ちもあるし・・・
ただ辛く苦しい生活はしたくない。
どうしたもんか。
この冬は長かった。
普段、深く辛いことを考える暇もなく忙しかった。
それはよかったのか。
そうなのか。
妻のものを処分したときに
もう夢に出てこなくていいからね、と言ったのに
未だに出てくる。
多いときは週に2・3回
今日も出てきた。
相変わらず振り回される夢だった。
呆れた。
自分にも。
ま、いいや
そこにはもう春がきている。
今年の雪はとんでもない量で
最近まで大変な作業ばかりで
他に何かしたという記憶がないほど。
それがやっと解放(31日までは拘束)され
自宅で、死んだ魚の目をして横たわっている毎日。
なんとも、しばらくは続きそう。
先日、妻の衣類を整理した。
市指定のゴミ袋40リットル7袋になった。
この気持ちになるまでに10年かかった。
さみしい、悲しい気持ちもあるが
少し解放された気持ちにもなった。
昨日、数カ月ぶりに夢に出てきた。
さみしそうにしていた。
自分の荷物を整理されたことが辛かったのかな。
忘れたいわけではない。
忘れるわけないし
あの日から1日たりとも忘れたことはない。
でも、もうそろそろ自分を整理したい。
そういう歳になってきたんだ。
いつどうなってもいいようにしておかないと
息子らに負担がかかる。
そういうことなんだよ。
それぐらいわかるよね。