三元橋近くの鳳凰匯(フェニックスシティ)というショッピングモールで買い物をしている時に急によおした。

・・・「方便一下」トイレに行きたい時に中国語ではこう言う。

 

ここのところ寄る年波のせいで、肛門括約筋が力を失うまでの時間が短くなっているのであわててトイレを探した。

それにしても中国の(公衆)トイレもずいぶんときれいになったものだ。

ウォシュレットこそまだないが、こういった巨大ショッピングモールのトイレなら十分使用に耐えられる。

(10年ほど前は結構使うには勇気と慣れが必要なトイレしかなかったから、ホテルなどで必ずすましてから出かけたものだった。)

 

そんなわけで、トイレに駆け込んだは良いが残念ながら洋式はすべて使用中で中式しか空いていない。が、待っている余裕はもない。

因みに中式というのは和式のようにしゃがんでするタイプなのだが、いわゆる金隠しがなくてどちらが前だかわからない。

ほとんどの日本人だったら和式のトイレに入ったらドアに背を向けてしゃがむと思う。私は日本人だから当然その方向でしゃがんだ。

ところがこれは間違いで、実はドアの方を向いてしゃがまなければならない。

そうしないとトイレットペーパーに手が届かないのである。

私は最後の力を振り絞り、すべての神経を肛門括約筋に集中して向きを変えた。