目標が遠く感じてしまう
勉強をしたくない理由の一つに、1月、2月になったら受験をし、合格したらその学校に通うということがリアルに想像できていないということがあると思います。
「将来この職業に就きたいからこの学部に入ってこの学問を学びたい」というような目標がはっきりしている人は少ないと思います。
そうすると、受験勉強に対して高いモチベーションを保つのが難しく、あまり受験勉強に対してやる気を出せないことが多いです。
もちろん誰しもが将来の夢を持っていたり、大学に進学する強い動機を持っているわけではなくて当たり前ですが、大学受験はゴールではない、受験が終わった先に待っている大学での生活を強く意識しているとモチベーション高く勉強できると思います。
志望校に行ってみる
「何となく受験校を決めて、勉強のやる気がでない」という受験生に私がおすすめするのは「実際に志望校に行ってみる」ということです。
可能な限り学校を訪れてみて欲しいのです。
オープンキャンパスや学園祭などのイベント時が一つです。
しかし、加えて、イベント事が何も行われていない平日の午後に行くのはどうでしょうか?
なぜならその時間は、受験に合格したあとの実際に過ごすことになる時間が流れているからです。
学生の姿を実際に見ることで、自分も一年後そうなるのだとやる気に繋がるのではないかと思います。
実際に学校に行き多くの学生がいるのを目の当たりにしたことで「現実に志望校に受かっている人はたくさんいる」と感じモチベーションが上がるでしょう。
ぜひ学校に足を運んで欲しいと思います。
合格体験記を読む
もう一つの方法は志望校の合格体験記を読むという方法です。
合格体験記には、どういった考えで志望校を決め、どの時期にどんな不安を抱えながらどんな勉強をして、最終的に合格することができたかが綴られています。
自分がこれから何を勉強すればいいのか、どれくらい勉強すれば志望校に受かるのかというイメージ作りに大変役に立ちます。
志望校合格までにする勉強が何となくイメージ出来ているというだけで受験勉強の見通しが立ち、モチベーション高く勉強できます。