私は、ほとんどテレビを見ないのですが、大晦日に食事中、NHK紅白の番組が放送されていたので、少し見てしまいました。
そこで、番組内容を審査する部署の責任者のような人が、スーパーマンのように登場して、4人の悪をやっつけるというパフォーマンスをやっていました。
4人の悪には、「暴力」「差別」「圧力」「忖度」と文字でかいてありました。
いずれもNHKが最も嫌う言葉だそうです。
これを見て、「えっ!」と思ってしまいました。
NHk受信料の未払世帯数が全国で900万件以上もあるそうです。
なぜ、テレビを買ったという理由だけで、NHKを見ないのに、受信料をはらわなくてはいけないのかという、素朴な疑問があるからだと思います。
そのような家庭には、NHKから督促状が届きます。
その内容は、例えば、「いま契約していただければ、今月分の支払いからで大丈夫ですよ。もし契約しないということだと、裁判になり、テレビを設置された月から今までの分もお支払いいただくことになります。どちらがいいですか?」
といったように、裁判をちらつかせて脅かすようなものだそうです。
法律的なことはよくわかりませんが、裁判をちらつかせて脅迫するということは、「圧力」になるのでは?と思いました。
また、NHKは、大東亜戦争に関連するドキュメンタリー番組をときどき放送しますが、その内容は、日本軍、特に日本陸軍の軍閥に対して誹謗中傷するといった、お決まりのシナリオとなります。
これは、日本軍に対する「差別」ではないかと思います。
また、言葉や映像による「暴力」ではないかと思います。
かつて、日本に占領軍が駐留していたころ、昭和20年12月から昭和21年2月にかけて、NHKは「真相はこうだ」というラジオ番組を放送しました。
続く昭和21年2月から昭和23年1月までは、「眞相箱」「質問箱」として、放送されました。
この「真相はこうだ」「眞相箱」とは、占領軍の民間情報教育局 (CIE) がそのシナリオを描いたのですが、そのことを表に出さず、NHKが番組制作して放送するという形態をとりました。
内容は、日本軍がシナ大陸や南方戦線でいかにひどい残虐行為を行ったのかを暴露する、という構成で作られました。
しかし、これは真実ではなく、占領軍が、日本軍閥を誹謗中傷ことにより、日本国民に自虐史観を植え付ける、という洗脳プロパガンダ(宣伝)でした。
昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約の発効により、占領軍が日本から去り、日本は主権を回復しましたが、いまだにNHkは、手を替え品を替えて、かつての「真相はこうだ」「眞相箱」を放送しているように思います。
NHkによる、日本軍閥への「差別」、言葉や映像による「暴力」、裁判をちらつかせる「圧力」には屈しないようにしたいものです。