今の日本は言論の自由があると思っていますか?
実は、日本の報道機関は、中国共産党から報道規制が敷かれているのです。
戦時中の日本では、憲兵隊という組織がありました。この組織は何をしていたかというと、「日本は戦争に負ける」とか「戦争はやめるべき」と言った反戦思想を持った人を検挙していました。
よって、一般市民が、職場や友人にこのような話をすると、周りの人は「そういう話はやめたほうがいい」と諭したりしていました。
昭和20年(1945年)9月、占領軍や連合国に対して批判的は発言は禁止され(プレスコード)、そのような記事を書いた新聞社は営業停止処分を受けました。(実際、朝日新聞がその処分を受けました)
ですので、日本の言論空間で、米国やソ連、中国など連合国の批判をしないように注意していました。
昭和27年(1952年)4月に講和条約が発効され、日本の主権が回復した後、このプレスコードは失効しましたが、昭和39年(1964年)、今度は中国共産党との報道規制がかけられました。(日中双方の新聞記者交換に関するメモ)
そして、昭和47年(1972年)、日中国交正常化に伴い今までの規制が失効し、新たに報道規制が敷かれました。(日中両国政府間の記者交換に関する交換公文)
これにより、日本の報道機関は中国共産党の批判をすることを禁じられ、それだけでなく、中国共産党に批判的な発言をする日本人に、圧力をかけるような自主規制までするようになっていきました。
今日の、反日マスメディアの台頭です。
平成13年(2001年)に小林よしのり氏が出版した「台湾論」という漫画が政治問題化したことがありました。
台湾の外省人(中国国民党)にとって、都合の悪いことが書かれていたために、出版停止処分をするように圧力をかけてきたのです。
しかし、当時の大臣が「日本には言論の自由が憲法で保障されている」、と言って圧力を突っぱねました。
その一方で平成13年(2001年)、日本教文社が出版していた「台湾人と日本精神(リップン精神)」という本を、その日本教文社の経営権を持っているある宗教法人が圧力をかけて、著者の蔡焜燦氏の承認を得ないまま、一方的に出版停止にしてしまいました。
この本は、中国から圧力をかけられておらず、政治問題化していなかったにも関わらずです。
このように、中国の圧力に屈せず、突っぱねる日本人もいれば、中国から圧力をかけられていないにも関わらず、自主的に「中国に配慮」して、出版停止したりする日本人もいます。
その後2005年ごろから、中国国内で放映されていた日本のアニメが規制されるようになり、今ではほとんど日本アニメを見ることができなくなっています。
数年前に中国の大連に行った際、昔見ていた日本のアニメは面白かったといい、今は中国人の漫画家が書いたアニメしか放映されておらず、つまらないと現地の中国人は嘆いてました。
日本のアニメが政治利用され、中国共産党にとって都合が悪くなるから、規制しているのでしょうか?
最近、ビジネスホテルを運営しているアパグループが、話題となっています。
南京大虐殺は捏造であるという論文を書いた書籍を、すべての客室においているという理由で、中国共産党から避難されています。
冬季アジア大会の組織委員会は、開催される札幌市内にあるアパホテルで、「中国に配慮」して、この本を置かないように圧力をかけている、と「NHK」が(偏向)報道しているようです。
GHQの作った日本国憲法には「言論の自由」が保障されてます。
しかし、中国共産党と日本の報道機関との間には、報道規制が敷かれています。
中国共産党に批判的な発言をすると、周りの人は「中国に遠慮」して、控えたほうがいいと諭します。
かつての戦時中の憲兵隊からの恐怖、占領時のGHQからの恐怖のように。
また、日本の報道機関は、中国共産党に都合のいいような偏向報道をしていないという人もいます。
茹でガエルという話があります。
最初はぬるま湯で、とても心地の良い湯加減の中にカエルが泳いでいました。しかし、だんだんと気づかれない程度にゆっくりと着実に温度を上げていきます。
カエルは温度の上昇に気がつかずに、そのお湯から出ようとしません。ぬるま湯にどっぷり浸かっています。
そして、気がついたら、そのカエルは茹で上がり、お陀仏となりました。
中国共産党に都合のいい報道しかしない、日本の報道機関の偏向報道に気がつかず、どっぷり浸かってしまっている日本人。
気がついたら、茹で上がってお陀仏とならないように。