こちらの記事は前回②からお読みください
①はこちら
ネックレスは留め具さえちゃんと留まってれば、失くさない。
そう信じて生きてきたんです。
──なのに…
ヴァンクリーフで言われた一言が衝撃でした。
「チェーンは何かあったら切れるようにできてるんですよ」
……ふあぁぁぁぁ
切れる…… ように…? できてる……?
一瞬、頭がフリーズ![]()
だって、高級ジュエリーって“壊れないように”作られてるのじゃないの!?ヴァンクリーフの留め具って他ブランドに比べるとしっかりできていませんか⁉️
“丈夫さ”も含めてのお値段だと思ってたのに…
私、思わず口に出ていました。
「いや、ちょっとくらい首とか手が傷ついてもいいです!ネックレスの方が大事ですー」って![]()
でも店員さん、にこやかに一言。
「安全のためなんですよ☺️」
たとえばネックレスが何かに引っかかったとき、チェーンが強すぎると首が締まったりケガする可能性があるそうで。
だから、一定の力がかかると“人より先に”チェーンが切れるようにできてるんだとか。留め具の下あたりとおっしゃっていた気がします。詳しいことは驚きで覚えていない笑
言われてみれば、なるほど。
ヴァンクリーフのあの繊細なチェーン、
“華奢で美しい”のは安全設計ゆえだったんですね。
とはいえ、切れたらやっぱりショックなのも本音🥲
これからの時期はカレやカシシルを巻いて外す時に絡まってしまったり、ロングネックレスをどこかにひっかけたり、ブレスレットをしているときのバッグの持ち方など、少しのことを気をつけたいと思います。
“切れない”のが高級、ではなくて
“安全に作られている”のが高級。
この話はご存知の方には驚くようなことではなかったと思いますが、私には安価なもの、作りが簡単なもの、大量生産品は壊れやすい、という思い込みがありました。何度もヴァンクリーフでお買い物していますが今までキイタコトナカッタヨ…ジュエリー業界では常識すぎてわざわざお伝えしないのでしょうね😱
説明をうかがったら当然の理由でしたが、所作に気を配ることでジュエリーに相応しい自分にもなれますし、知っていると知らないとでは何かあった時の対応に差がつくと思ったので今回取り上げてみました。
皆様の大切なジュエリーを長くお使いいただくご参考になれば幸いです。
石のぐらつき、チェーン劣化の確認などのためにも、たまにはメンテナンスにも出してチェックしていただいてくださいね♡
