最近、茶髪の髪の毛を 真っ黒に染めた花子。
面接を繰り返し
茶髪より黒!とな。
親に仕事しろ!
仕事だ、仕事!
そう言われ続け
見つからない、続かない、
そんな若い子が 自分の身体を自ら傷つけてる現状がある。
若い子は若い子なりに
考えが大人から見たら浅はかだと思うけど
仕事!も 実は充分すぎるほど 本人は分かっているんだと思う。
何をしたい?
何がしたい?
とりあえず。とりあえず・・・と焦りもするし
消化不良のまま 色々 自分と向き合う時期だったりもするんだと思うさ。
だからな。
花子が登校拒否になった時も
そないに学校、学校!とも言わなかったし
今 花子に 仕事だ、仕事!
とも言わない。
もちろん 社会に適応出来るように♪は望むけど
全てにおいて
「その人の時期」があるんだと
思ってんだ。
花子は急だった。
自らバイト探しをしだしたのは。
だから 履歴書の書き方を説明した。
飛び込むように 面接に行く花子。
面接と言う 自分自身の事を色々と聞かれる事を経験する。
友達に どんな答え方が良いのか 聞き始める。
マニュアル通り 今度は言ってみる。
ガチガチで緊張の中、上手く言えない。
髪を黒にする。
髪を一つに束ねる。
色々してる花子を ずっと見ながら
シャボンは いつも通り。
不安感も 見せなかった。
なんなら 面接終わるのを車の中で待ちながら
「ママ、ゲームしてるし♪」
みたいに
花子の力で行きなしゃい~♪
な感じを 見せてたのさ。
正直、車の中でも ヒヤヒヤする。
ちゃんと答えられてるのか?
大丈夫か…?とな。
花子が
「アカンー!」と 帰ってきたら
「縁が無かったって事よ~♪」
ゲームをして
大丈夫、大丈夫~♪と
シャボンは面接の話を笑いに変えていたさ。
花子がする夜中に続くバイトの話も聞いてたさ。
お陰で 疲れが未だ取れない~・・・><。
今日、スーパーの鮮魚でパック詰めの面接だった花子。
あまりに緊張しとるし
ちょっとだけ シャボン。
「そろそろ、だいたい面接で聞かれる事、分かってきたんちゃうん~♪?
ではでは♪練習いこか~♪
面接で何聞かれる?いつも。」
そう言うと
「何故 この仕事を?と聞かれるー!」
と花子。
「で?なんて答えるん?」
に
「レジとかは まだ無理なんで
裏の仕事の方が良いからです!
って言う!」
とな。
花子は 長い言葉は覚えられない。
しかも「裏」!言うとる(笑)。
「レジなどの接客などだと、
今の自分には お客様の対応など勉強不足だと思い
まずは地道にコツコツと仕上げていく仕事から!
と思いました。
が ほんまやろ♪?
花子は ほんまに そう思うやろが~♪?」
に
「そ!そうやねん!」とな。
シャボンは運転しながら
ゼスチャー付きで(笑)、
↑ゼスチャー付けると
覚えやすい(笑)!
「レジなどの接客仕事は~♪」
花子と練習、練習。
「高校に行ってませんが?
の質問は?」
と、花子。
「なんて答えとる?いつも?」
に
「体調を崩してたので行けなかったのですが
その間、ジムに行ったりして
身体を治す事をしていました!
って言うてるー!
そしたらな?
なんの病気ですか?って言われて 困ってん!」
とな。
そう。花子は病名がついてた血圧の病気だったんだ。
花子には覚えにくい病名なんだ。
「血圧が グンと下がる病気でした。
今は もう大丈夫です!
で 良いと思うで♪
ほんまの事やから♪」
なんせ ほんまの事を
丁寧に言う!を 練習、練習のシャボンと花子だった。
丁寧。これが難しいんだわな、16には。
30分しても 駐車場に来ない花子。
遅い・・遅すぎる・・・。
スーパーで迷子か!?な訳ないけど、シャボンは気になってしゃ~ない。
40分くらいかな。
やっと面接が終わり 来た花子。
「疲れた~!!」言うし
「はい、お疲れ。えらい時間かかってたやんか。
迷子なったんかと思ったがな~(笑)」と言うと
どうやら そこの店長が
花子に 色々と仕事の見学をさせてくれ
全部 スーパーの仕事を これは〇〇。あれは〇〇。
って説明して 花子を連れて回ってくれてたらしい。
募集は「鮮魚コーナー」なのに
バイトが初めての花子と分かった店長が
「君に合う仕事ってのがあると思うねんな?
今から 色々と見て回って どれが自分が出来そうか
見てみような♪」と言ってくれ
その場、その場の担当の人を店長が呼んでは
「この子 バイト初めてでな、色々と見せたってな♪」
そういって 担当の人が挨拶する→仕事内容を見る
を繰り返していたんだと。
「16歳で キチンとジャケットも着て
キチンとしなさいって お母さんにでもしてもろたんか~?
仕事する所は寒いし、夜になったらもっと寒い。
夜遅くまで仕事すると お母さんも心配するしな
あんまり遅くまでは 仕事出来ひんよな~♪?
女の子やもん、危ないからな~♪
仕事はな、楽しかったら長続きするもんやしな
やるなら楽しくないとな~♪
血圧が低い病気やったんやもん、本当は6時から仕事やけど
10時くらいにしたろな~?
6時言うたら ワシでも しんどいのに
初めてのバイトで6時から!は キツイからな
会社に手渡す資料にも『元気です』と 書いててあげるし
もし、しんどくなったら 誰にでも言うやで♪
分からんことは ちゃんと聞く。
楽しく仕事できたらいいなー♪」
そう言ってくれたらしい。
シャボンはびっくりしたんだ。
いや、ありがたい・・・・・と言う方が正しい。
親では教えられないこと。
こんな面倒臭いことは無いはずなんだ。
なのに、一から教えてくれた その店長に感謝の気持ちでいっばいだった。
「経験者優遇」が当たり前だろうし
花子の身体などや 花子の気持ちや 親の気持ちも踏んで
時間をかけてくれたことに感謝するよ。
受かる、受からないは どっちでもいい。
「良かったなー!ママは嬉しいわ。
この世の中な、この仕事を募集してるから あなたはこの仕事をしなさい!
が普通やろ?
やのに、君に合う仕事があると思うから どれが合うかな~♪なんて
一緒に回って見学させてくれたなんて
それだけで ママは充分よ。
なかなか出来るものじゃないと思うし、良い面接でよかった♪」
そう言ったのだった。
履歴書を見なかった店長。
履歴書を置いて 花子の話だけ聞いてた店長。
「そうか、そうか~♪」と 花子に寄り添ってくれた店長。
ほんま ありがとーーー!!だ。
シャボンは 花子が受からなくても
そのスーパーがスキになったし!!
その店長の回りの店員は みんな笑っていたと
花子は言ってた。
一歩一歩 進もうとしている花子も立派だと思うし
そこまでしてくれる店長も 立派だとシャボンは思った。
春はもうそこ。
花子に春は来るのかな~♪