日本では多くが
①動静脈内シャント
そのほかには
②表在化動脈
③人工血管内シャント
④長期留置カテーテルのバスキュラーアクセスの種類があります。
現時点で分かっていることは他のアクセスにくらべ一般的な内シャントの寿命が長く、基本的には内シャントでアクセス造設を行いますが、穿刺困難な場合に③、④を検討し、心機能が悪い患者は②を選択せざるを得ません。
一般的な内シャント不全の原因は基本的には
①血液供給流入部である動脈則の問題→多くが脱血不良→閉塞
②吻合部の問題多くが→脱血不良→閉塞、または過剰血流→心負荷
③流出部(静脈シャント血管)の問題→多くが静脈高血圧(圧がかかる)+脱血不良(血流が取れない)→閉塞
④感染→破裂
⑤瘤形成→破裂
シャント不全で来院した場合に症状のみである程度の原因が想定できます。さらに超音波で検査を行うことで原因がはっきりします。シャントトラブルを繰り返している患者様へ、自分がどのタイプかすることも大切です。ただシャント不全を起こさない患者も多くいますし、すべてが上記で説明できない患者もおります。いくつもの原因が重なっている場合もあります。前回でもブログで書きましたがシャントトラブルがない方でも年一回ぐらいのシャントフォローは必要と思います。シャントトラブルを起こす患者はさらに細かい定期フォローが必要に思えます。アクセス管理をしっかり行うことでそのトラブルを妨げることができると考えております。シャントエコーを行っていない方は一度検査の検討のほどよろしくお願い申し上げます。