エリザベート

@帝国劇場

 

[脚本・歌詞]ミヒャエル・クンツェ  [音楽・編曲]シルヴェスター・リーヴァイ 

[演出・訳詞]小池修一郎

[出演]愛希れいか / 山崎育三郎 / 田代万里生 / 甲斐翔真 / 未来優希 / 

剣幸 / 上山竜治 / 三木治人 / 他


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この回は、収録用のカメラが入ってました。何に使うのだろう?

もし円盤化していただけるならありがたいなぁ。育トートの歌声を浴びられる。

 

さて今期2回目にして前回観劇とほとんど変わらぬキャスト(^_^;) 

育三郎トート回で自分の行けそうな日程を申し込んだらこうなっただけで、キャスト表は二の次だったのだ。

でも前回より圧倒的に良かったですキラキラ

 

オーケストラが、なんか時々おや?って感じもしたけれど。

席位置によって聞こえ方が違うせいかなぁ?

いつも問題の金管は安定してるからまあいいか。

 

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愛希シシィの安定感たるや。

「私だけに」では強さよりも孤独感に胸ふさがる思いがし、1幕ラストの気高いドレス姿にフランツと共に心奪われ、精神病院の「魂の自由」では“狂えるほどの勇気を私が持てたなら”と“あなたの方が自由”というフレーズでは涙が。

愛希シシィは、かつては老年になってからの演技がやや難と思ってましたが、「夜のボート」の歌い出しからもう泣きそう。

シシィが良いと、舞台全体に芯があっていいなぁ。

息子との関係性がぜーんぜん見えないけど、むしろ物語的にはそれでOK

あ、そういえば精神病院のシーンで、後ろに控えている女官さんがしっかり演技してるとこがなんだか好き。

 

 

剣ゾフィーは歌い方の強弱がすごく激しいんですね。

だから感情の揺れ動きが明確に見える。わりと人間的なゾフィー。

音程は若干あやしいとこもあったけど、まあ些細なことです。

亡くなるシーンでは、哀れな母としての顔がとても印象的でした。

 

 

子ルドルフ三木くんは、ひとつひとつの音を丁寧に丁寧に拾っているところが好感持てました。大丈夫、きちんと歌えてるニコニコ

癖なのか、歌う時に前屈みになるのが少し気になったくらい。皇族は姿勢が良くないとね。

 

大きいルドルフの方は、「独立運動」の高音に全勢力を傾けてるんでしょうか。

難しい時代の岐路に立たされた苦悩や、父への複雑な思い、母への思慕とかがもう少し見えてくると、ルドルフに対するトートの立ち位置も今よりはっきりすると思います(あくまでもトート中心の考え方)。

パパの方は息子に裏切られてすごくダメージ受けてたようだけど、息子の気持ちはよく分からん。

 

 

上山ルキーニは「ミルク」がすごい迫力だった! 

“今!”の歌い方が、悲鳴のような叫び声でびっくりしたけど、ルキーニは歌を多少崩すくらいでもいいと思う。キャラクター的に合ってるし。

もしかしたら喉の具合を考慮してるのかな? 無理せず頑張れー

 

 

いつも安定の万里生フランツ。

今日はシシィとの出会いのシーンできちんと銃声が聞こえた。やはり前回はトラブルだったみたい。

万里生フランツは本当に、最初から最後までずっと皇帝なのが好き。

新婚の花嫁に背を向けて立ち去る後ろ姿と、息子の葬儀に一人で立ち去る背中が全く一緒。

一緒なのに、その背に老いが降りかかるのがはっきり見える。

「夜のボート」は、決して想いがないわけではないのにすれ違い続ける二人の切なさが良かった。

 

 

「HASS」のシーンは前回公演から?か、音楽のアレンジが変わって、最初はおどろおどろしいんですよね。不協和音ぽくてザラザラする。DVDで観ると、もっと四角四面な雰囲気だし、まだそちらの印象が強いけど。

こんな不安定なご時世だし、危うい感じの今のアレンジが効いてる。

 

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さて、育三郎トートですが。

ワタクシ一応ファンであるにもかかわらず、前回はちょっと辛口評価でございました。

 

 

育トートね… 前回観た時よりすごく良かったんですよ照れ

糖度が上がったわ~8→12くらいになったわ~(トートと糖度をかけてるわけじゃないですよ、一応)(今、気付いた)

育トートはその気になれば訳の分からん色気がてんこ盛りなのだから、いっそ色気全開で籠絡にかかればいいと思う。シシィも子ルドもルドルフも。

 

今回はシシィへの密着度が増したので、そのせいで執着が感じられたかもしれない。

前はお行儀よく、ちょっと触らせていただきますね?、って感じだった。

真っ白なお顔でまばたきせずに凝視されると、狂気感じてちょっと怖い。それで一途な愛を歌うので、もっと怖い。

結果、トートっぽくなった、と。

ところで唇だけでも、もっと赤くするわけにはいかないのかな? 

行動だけホットで顔がクールな死神でも、釣り合いが取れない気がして。

 

あ、そうそう。今回はドクトルの時、少し声色を変えてました。

前回はあまりにトートのまま登場したので、今期は偽らない演出なのかとすら思ったニヤリ

 

 

ところでビックリマーク 今回の「闇が広がる」、育三郎トートが高音のメロディー歌ってませんでしたか?

え、最近はトートが歌うパートって下メロじゃなかった? 

前回10/11に観た時も、ルドルフが上でトートが下だと思ったんだけど……今日は少なくとも途中までは、育トートが上を歌ってたと… あれええぇぇ?(大混乱中)

私の記憶が曖昧なのか、何か変更があったのか、分かりません。観劇回数少ないから確認も出来ぬ。

元々「闇が広がる」は、キャストが変わるとトートとルドルフのパートがコロコロ変わる歌だし、なんでもアリですけど。上パートは大変だからなるべく歌いたくないって、かつて芳雄トート(ルドルフ経験者)は言ってたはず。大丈夫なのかしら?

でも育トートが張り切って歌った結果、今回の「闇広」はとても盛り上がりました(私が)。

 

 

あーー、今日もいい声だったなぁラブラブ

歌の説得力だけで、全てねじ伏せる。

歌手って「歌」だけで、人を泣かせたり感動させるじゃないですか? そんな感じ。

いやまあ、ミュージカルだろ芝居はどうしたって(一部からは)非難されそうだけど。でも歌だけでも、ものすごい饒舌なんだ、育トート。

 

「愛と死の輪舞」は、細かい所作にも以前より感情が乗っていて、シシィとの運命的な出会いを感じさせました。

「最後のダンス」は、シシィとの密着度が上がったからか、執着心を感じました。

…もうこの2曲は、圧巻。

あの歌を聴く為だけにチケット取って悔いはない。

 

「役者」としては、育トートにはまだ改善の余地があるだろうけど、「歌」がとにかくすごい。すごすぎる!

とはいえ、いろいろ細かいところは考えてきたなぁとは思いました。

シシィとのからみだけでなく、運命の具現というか、事象の全てがトートの手の内という雰囲気も出してた。

特にルドルフは、最初から最後までトートの支配下という感があった。

 

ラストシーンは…ああああの御方に刃物与えちゃいけませんー! って妖しい雰囲気でした。

でも白いブーツの長さをもうちょっと短…ダメならかかとをもっと高く…バランスが…

あのビジュアルは決して嫌いじゃないですけれどね。胸元かなり開いてるよね…

 

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さて、今期2回目観劇の「エリザベート」。

やはり回数を重ねると変わってくるものですね。前回より今回のほうが圧倒的に良かった。

 

実は2日前まで家庭の事情で遠征が危うかったのですが、ギリギリ行けて良かった。

それにしても収録ってなんだろ。今日の育トートの歌声が残るなら、それはそれでありがたい。