ひろたんのブログ -2ページ目

ひろたんのブログ

ドイツ愛とオペラ愛と食い意地 随時更新

ひろたんは、カウフマン様のオペラの切符を

てにいれた!

しごとのやるきが10倍になった!

 

まあ、いつも何だかんだ理由をつけて遊ぶ算段をしている私であるが

今回は、カウフマン様ありきで旅程を組んだわけではなくて、

どちらかというと逆だ。降ってわいたようなラッキーである。

 

 

別の経緯があって、ヨーロッパにお出かけすることが急に確定した。

   ↓

せっかくなので、夜はオペラが見たいな。

えーと、この日どこかで、めぼしい演目をやってないかな??

                  (ネットでうろうろ探してみる)

   ↓

  えっ !! ええええっっ!!?

 Andrea Chenier  Jonas Kaufmann  左矢印 目

 

・・・という話である。

チケットも手に入れた。夢のようだ。

 

 

それで、このところ私が何をしてるかというと、

「アンドレア・シェニエ」という演目の予習である。

よくわからないイタリア語を一生懸命読んでいる。

 

実は、正直なところ、私はこの演目があまり好きではない。

というか、聞くのが得意ではない。

ドイツ語ではない、という理由も多少はあるのだけれど、

ヴェリズモ系オペラでも「カヴァ」や「パリ」ならば大好物である。

要するに、肝心の恋愛物語に

もう一つ感情移入できない、ということなのだ。

 

物語自体は、「トスカ」の流れにかなり似ていると思う。

でも「トスカ」の2人は最初からぺたぺたの熱々である。

 

主人公の2人が出会って激しい恋に落ちた、と思うやいなや

次の幕であっという間に破滅する。。。という展開なら、

先週見た「ワルキューレ」だってまあ、そうだ。

ただし「ワルキューレ」は、序夜から続く長い因縁があっての話だ。

この「アンドレア・シェニエ」はそこも足りない。

もともと深い縁にあったでもない、

袖触れ合ったぐらいの縁の詩人と貴族の娘が

再会してアリア一つだもんなあ。

共に死ぬ至福を美しいアリアで歌い上げられても

やっぱりどうしても否めない唐突感がある。

そこを、カウフマン様の表現力で

無理矢理なんとかしてもらえるのかどうか。

 

そう言えば、メトの「ウェルテル」の幕間インタビューで、カウフマン様は

「こんな、いい加減にしろよ~あせると言いたくなるような主人公の話でも

感動的に聞かせないといけないから(笑)」と言っていらした訳で、

此度はまさにそこを当てにさせてもらいます!

 

この演目がもしワーグナーなら、私的には申し分なかった。

しかしその不平はいくらなんでも欲張りが過ぎるというものだろう。

この「アンドレア・シェニエ」は、テノールの美しいアリアがたっぷり聴けることは間違いないので、あとはこちらの想像力をいやが上にも高めることに、全力を注いでいる私なのであります。

けっこう必死で(笑)

今日、福岡の昼公演に行ってきましたビックリマーク

往復飛行機の日帰りでした飛行機

時間とお金をかけて行った甲斐があったと、つくづく思った一日です。

本 当 で す。

 

まだまだ千秋楽まで続くツアーの途上なので

具体的な内容には触れないような感想を一言だけ。

 

私は、重い内容のお芝居を観ることも結構あるのだけれど、

そういう劇に足を運ぶ人というのはある程度固定的な客層というものがあって

普通、この内容で、これだけ幅広いお客で会場を満席にするのは難しいかもしれない。と思う。

ロビーではキャピキャピとグッズが売られてるし(私も買った!乙女のトキメキ

 

今、いろいろと難しいことの多いこの世相の中で、

これだけ幅広い人達たち、とりわけ若い人たちを

TEAM  NACSの魅力でおびきよせておいて、

この重い内容をお見舞いするという。。

みんな、楽しい時間と、涙と、いろいろな思いを抱えて会場を後にしてました。

 

これ、北海道出身の、エンタメの、みんなにこれだけ愛されてる、

そしてみんなお父さんになった、NACSじゃないとできなかった功績なんじゃないかと

そこのところにもちょっと感動しましたよビックリマーク

本 当 で す。

 

3月3日(土)にびわ湖ホールの「リング」 2018 ワルキューレを見てきました。ニコニコ

感想を一言でいえば、わざわざ行ってよかったビックリマーク

来年も絶対行くよビックリマークというもので、

歌もオーケストラも素晴らしいと思ったのだけれど、

そこは「素晴らしいと思った」という陳腐すぎる表現でとりあえずお茶を濁しておいて、

今日は演出の感想をちょっとだけ書きとめておこうと思います。

 

私は、基本的には、あまり奇抜すぎない、オーソドックスな演出のほうが好みです。

だいたいオペラは、おおむね古典的な作品が中心で、

設定といえばお城、宮殿やお屋敷、神話、衣装でいえばコスチュームプレイが多い。

でも、元々の世界観を墨守してばかりでは、変わり映えもなく平凡で退屈なばかりなので、

おのずから「読み替え」や、原作のト書きからかけ離れた大胆な演出が増えていく。

現代風に置き換えられたり、戦時中のような特別な時代設定の中に置かれたり、

あるいは、いつとも何処とも知れぬ終末感漂う異時代とか。

文明論的な深読みの可能性を膨大にはらんでいるワーグナーのような場合は特にそうで、、、

そういう「冒険的」で「難解」な演出も、私は嫌いではないけど、

いつもそればっかりだと辟易する。というか、「元」の世界観が恋しくなります。

 

実はちょうど今月末、再開なったベルリン国立歌劇場で、ルネ・パーペがグルネマンツを歌う「パルジファル」があり、ちょうど休みが取れそうなので見に行こうかなと一瞬思ったのだけど、トレーラーを見ると

なんかバックパッカーみたいなパルジファルやファージャケットにGパンのグルネマンツが出てて「こら違う」ショックと思ってやめたばかりのところだったのです。

 

さて。

今回の「びわ湖リング」のミヒャエル・ハンペの演出は、そうした「読み替え」はほぼ皆無。

ワーグナーのドイツ語のト書きで事細かに指定されてある、

まさにその通りの写実的な舞台づくりになっていて、

駆使されるプロジェクションマッピングの効果とも融合して、

再現が無理すぎて無茶振りのようなワーグナーの指示にも忠実に、

その物語世界を絵のように美しく再現していました。

(冒頭の冬の風景とか、急に到来する春、逃避の道に刻刻と時が流れるさま、

最後に岩を包み込む炎!見事だったと思います。

ただ、空を白馬が飛び回るあれ、あれはちとやりすぎでは・・私の周りで失笑がもれてましたあせる

 

キャストの歌や演技の出来映えも素晴らしく

               (と、偉そうに言うほどの耳を持っている自信はないのだけど)

それが情景と溶け合って、まさにオペラを堪能した、という満足感で胸いっぱいになりながら、ホールを後にすることができたのでした。

 

ただ。

ではもう思うところは何もないのかと考えてみると、そこはそうでもなくて

たとえば、第一幕のトネリコの家の場面は、抑えた色彩の中で明かりに照らされる登場人物が、まるでジョルジュ・ラトゥールの絵のように美しく、

第三幕の荒々しく突き立つ岩場の場面は、まるでドイツ・ロマン派の風景画のような幻想的な奇観だった。

その美しい舞台を劇を感動的なものにしていたわけだけれども、

その私の感想を言い換えれば、既視感のある風景描写ということもいえなくもなかった。

 

実は、あまりに写実的な演出に、カーテンコールてブーイングも出ていたらしく

(私はあんまり気が付かなかったのだけれど)

私は今回の舞台を心から堪能したし、

次回も同じ路線でのジークフリートに期待するのだけれど、

まあブーイングする人の気持ちも1mmぐらいは想像できるような気がする、

というような感想です。

今回の短い旅では、博物館歩きに多くの時間を割くことはできませんでしたが、何か所かには足を向けたので、今日は、訪れた順番に、その備忘を簡単に書いておきたいと思います。

 

①アンザック戦争記念館 Anzac Memorial

 

ハイドパークの中、南側のエリアに、入場自由な小さな建物があります。戦争により亡くなった、無名の犠牲者たちを施設する趣旨の場所です。

 

正面の階段を上がると、一堂の内部に、像が、安置されています。

基本的にはそれだけの、大変小さな空間です。

 

これと似た場所を、ベルリンでも見たことがあります。旧東側の地区にある Neue Wacheという建物です。そこも、あらゆる戦争の犠牲者を追悼する場所で、内部はシンプルな一堂の空間になっており、ひっそりと像が設置されていました。そのNeue Wacheと同じ種類の厳かな雰囲気が、このアンザック記念館にも漂っていました。

小さいし、博物館ではないので、訪れる人はそう多くないようでしたが、個人的には大変印象的な場所でした。

                    ☆☆☆☆☆ (人によっては☆?)

 

 

② ハイド・バーク・バラックス Hyde Park Barracks Museum

 

ハイドパークを出たすぐ北側に位置するミュージアムです。シドニーの創設期、流刑者としてこの地に送られた囚人たちの収容施設だった建物を利用して、その当時の様子を再現しています。シドニーの街の初期の様子にも触れることができるので、歴史的な関心のある人には興味深いスポットだと思います。

 

特にここのおすすめポイントは、各国語(日本語もあり)の音声ガイドの無料貸し出しがある点です。見落としやすいポイント、建物の用途の変遷、人々の生活の様子など、丁寧な説明になっていて、内部を歩きながら要所要所で説明に耳を傾けると、やはりわかり度は全然違います。また、手で触れてもよい展示物もいろいろあって、当時の生活の様子が体感できるように工夫されています。(私も、ちょっと横になったりしてみました!)

下の写真にはガラスケースが見えますが、このケースの「大きさ」にもちゃんと意味があるのでした。☆☆☆☆☆

 

 

入場料は、ここ単独だと12$ですが、ここを含めて12の博物館に入れるという Sydney Museums Pass (24$ )というものがあり、それを購入しました。(シドニーの博物館の入場料はおおむね12$で、「2個入れば元を取れるよ」と勧められたので) 

以下、このパスを使ってあと3つ巡りました。

 

③ スザンナ・プレイス・ミュージアム Susannah Place Museum

 

ロックスの歴史的な地区にあり、やはりシドニー初期の古い建物を保存・公開したミュージアムです。

ここは、ヨーロッパ人による入植から少し経った19世紀半ばごろに建てられ、わりと近年まで人に住み続けられていた労働者階層向けの家屋です。いくつかの世帯が生活できる、アパート(というか長屋)のような構造で、残されている生活の痕跡も、その時代は部屋によってばらつきがあるようですが、ここに暮らした人々の生活の様子を想像することができます。

 

ここの見学はガイドツアーのみで、自由見学はできません。そのツアーは、1日3回で、最初の回は14:00から、そして1回あたりの定員は10人程度です。時間のやりくりの難しい旅行者にとっては、やや見学に制約がありますね。

 

ツアーは、各回の開始10分前くらいになると、扉が開いて受付が始まります。ただ、人が殺到しているという状況でもなく、私は日曜日の、14時の回の、開始15分ぐらい前に並んだところ、5人目ぐらいで受け付けてもらえました。(「電話予約も可」とガイドブックにはありますが、事前の電話は通じず、実際には難しいみたいです)

 

ツアーの所要は約1時間。見るだけでも面白かったです。ただ、なにぶんガイドが英語のため、やっぱり内容が半分かり、というのはつらいところです。

 

それともう一つ。つねづね感じることですが、多くの日本人観光客と違い、外国の見学者は、実に活発にフランクに、質問や感想の交換をします。10人ぐらいがかたまって移動していると、自然に「仲間」になっていく感じ。黙っていても別に怒られはしませんが(笑)、みんな何か言うし、あなたは?みたいな目を向けられたりもします。狭い家屋の中で小一時間、その人たちに混ざって歩く、という覚悟は、多少必要であるようには思いました。☆☆☆☆

 

 

④シドニー博物館 Museum of Sydney

 

ここは、立派な近代的な建物で、サーキュラーキーの埠頭からほど近いところにあります。「シドニー博物館」というぐらいなので、先住民のことや、産業、戦争なども含めたシドニー史の全体像が掴めるかと期待して足を向けてみたのですが、、残念ながら、滞在時間は上の2つより短かったです。

展示内容は、正直いって、それほど充実してるようには思われませんでした。先住民に関連する展示も少なく、自然史に関するものもほぼありません。

また、展示が系統的であるかというとそうでもなく、筋道をたててシドニーという街について理解したいという人には不向きであるように思いました。

 

もしかしたら、「この街のことを一から概観的に理解する」というような目的を想定してるわけではなく、基本的知識をすでに持っている地元住民や子供たちあたりを対象とした「シドニートリビア」的な施設なのかもしれません。展示内容はそんな感じです。

まあ、近いし、お時間があったら、という感じでしょうか。☆☆

 

⑤犯罪博物館 Justice & Police Museum

 

サーキュラーキーの、やや東側(オペラハウスに向かう道の根っこあたり)にある、やはり歴史的な建物を利用して開設されている博物館です。開館は土日のみ。せっかく日曜だし、ここも覗いてみた。

 

ここに足を向けたひとつの理由は、シドニーの発祥は流刑地ということなので、この街の歴史を理解するのに「犯罪」は無縁ではなかろう、という考えでした。でも、ここの展示はそういうことではないようでした。

 

ここには、この国で起きた事件史、いくつかの代表的事件の紹介、゛ギャング、ゴッドマザー、凶悪殺人犯といった面々の写真や、凶器だったり押収されたりした銃刀類などが展示されています。あとは再現された法廷や牢屋(殺風景な小さな四角い部屋ですが)、とか。

 

これ・・・ここは特に行かなくてもよかったなあ・・私は。

受付のおじさんは、パスに印を押して返しながら"Enjoy ! "なんて景気よく言うし(←からかわれた?)、でもこんなのEnjoyできないし、でも10分でとっとと立ち去るというわけにもいかなくて・・・・困った困った。

 

犯罪・事件史などに特に関心のある人には・・・おすすめかも・・・・

あとは、ミュージアムパスの元をとりたい人とか・・・・

              ま、あんまりおすすめしません ☆ (人によっては☆☆☆☆?)

 

以上、奇しくも、訪れた順番が、よかった順番のようになってしまった

今回のシドニー博物館探訪でした。

 

シドニー第2日目は、郊外に足を伸ばしました。

 

オーストリアのKehlsteinhaus(鷲の巣)といい、ドイツのSächsische Schweiz(ザクセンスイス)といい、「遠足」というとすぐ高いところに行きたがる私として、今回やっぱり外せないのは

世界遺産「ブルーマウンテンズ」

 

今回は、IECという会社が運行している【山エコツアー】という12時間の日本語バスツアーに参加しました。

15人ぐらいの、小型バスでのツアーでした。救急車

大人1人200$(豪)だったので安くはないと思うんですが、このツアーは良かったです

 

このツアーのタイトルは長くて、その前半部分「世界遺産ブルーマウンテンズ」も、絶景ですばらしかったのですが、特に感動したのは後半の「・・&世界最古の鍾乳洞ジェノランケーブ」!

 

近年の研究により、それまで「世界最古」と言われていたアメリカの鍾乳洞を圧倒的に抜いて世界一古いことが判明したという(←ガイドさんの説明で知った)、非常に大規模な鍾乳洞。

これを、2時間ぐらいかけて歩くツアーです。

 

ガイドさんは、鍾乳石の成り立ちや種類もていねいに説明してくれて(このへんは、日本語のツアーのありがたいところです)、地底 (実際の標高はむしろ高いんですが)に広がる風景は、まさに圧巻という言葉がぴったり。参加者も、「おおーー」と感嘆しきりです。

(行ってごらんになるのがいちばんいいと思うので、写真はアップしません)

 

よく、ツアーなどを利用すると、あとで感想・評価のアンケートが来たりしますよね。「お友達に勧めたいと思いますか」みたいな。

これについてはもう「全力で勧めます!」グーという感じです。

シドニーに行って、もし一日の時間があるなら、

 

だまされたと思って行ってみなさい(笑)。

 

ブルーマウンテンズの展望だけだと、まれに「お天気が悪くて何も見えない」ガーンという不運に見舞われることもあるらしいんですが、鍾乳洞はその心配がない、というのも、安心してお勧めできるところです。

 

ただし、このツアーで、以前は見られたという世界最古の生物「ストロマトライト」は、現在は、豪雨による土砂崩れのために長期閉鎖になっており、見ることはできません。またいつか復活するといいですね。

 

                                        ↑

               こんな野鳥もいた

 

朝の便でシドニー空港に着き、電車(エアポートリンク)に乗ること15分ぐらいで市内に移動。まずはホテルに行って、チェックインまでの間、荷物を預けることにしました。

 

シドニーの街をみた第一印象は、正直いって、あまりパッとしなかった。

 

というのも、この時期のシドニーのホテルというのはバカ高くお金

風光明媚なサーキュラーキー側に泊まるのを早い段階で諦めて、

タウンホール側に宿をとったからと思われ。

 

早春の清々しいハイドパークに程近い。 とはいえ、

宿の周辺は、良くいえば活気悪く言えば喧噪にみちていて、

例えて言えば、新宿御苑が見えるけどゴミゴミもしている新宿東口あたりに宿をとった感じ、といえばいいか。

 

加えて、シドニーの街なかは、今、どこもかしこも工事中注意

聞くと、シドニー全体が、数年のうちに、バスを含む業務用車両以外の進入が禁止され、個人の移動は公共交通機関のみになるそうで、

そのための工事が、ほんとうに街中のいたるところで行われています。

 

なので、工事の音があちこちで響き、雷

フェンスが歩道をさまたげ、視界を遮り、通行を規制しています。

 

 

こうした事情もあって、シドニーの街の第一印象は、活気のある、東京の街に少し似た、普通の街だな、というものでした。

その印象は、夕刻にサーキュラーキーに出向いて、人でにぎわうオペラハウスやハーバーブリッジの夜景をみても、そんなに大きく変わることはなかったのですが。。。

 

        スニーカー スニーカー スニーカー スニーカー スニーカー

 

私が、シドニーを、ああ、美しい街だ、と思ったのは、最終日(4日目)。

 

この日は、ロックスを歩きました。

1700年代の終わりにヨーロッパ人たちが初めて入植して定住したあたりで、草創のころの建物、街路や生活の痕跡が、あちこちに残っているエリアです。

ここには英語のガイドツアー(28$)があり、それに参加して話を聞きながら、2時間ほどのコースを歩いて見学しました。

英語の説明は、正直、かなり聞き取れてないほっこりのですが、

それでも歩き方やチェックポイントは、1人で歩いてはわからないところも多く、もしわからなかったら写真を撮っておいてあとで調べるのも有り。もし時間があるならおすすめしたいところです。

 

そのガイドツアーが、最後に案内してくれたのが、 小高い丘の小さな公園でした。 Sydney Observatory Park というところです。

 

ここから見渡すシドニーの眺め。

 

この日は天気もよく、風も穏やかで、時刻は正午近く、

光に輝く湾と、対岸の街並み、その向こうにはるかに広がる平野。

ガイドの方も、「今日はひときわ美しい」と言っていました。

Heavenly gorgeous. というその形容が、大げさには思われず、

そのガイドツアーに参加していた全員が、感に堪えない、といった表情でうなずきました。

今回のシドニー旅行での、イチオシのビューポイントです。

 

生まれて初めて、赤道を越えてその向こう側、オーストラリアのシドニーに行ってきました!

 

今回の旅は、中3泊という短い日程ではありましたが、

今まで多く行っていたヨーロッパとは異なり、日本との時差はたった1時間

しかも、

羽田を夜22:30ごろに離陸してシドニー着が翌朝9:00、

帰りは20:55の離陸で東京着が翌朝5:30という、ほぼ夜行バスなフライトであったため、短い割には、正味まるまる4日、充実した時間を過ごせました。まずは、その行きの移動の印象から。

 

国内線から乗り継ぎ、羽田で22時を回って乗り込んだ機内。

さて明日から楽しむぞーとわくわく気分だったのですが、

ちょっと閉口したのが機内食たこ焼き

出てくるんです。

 

帰りはともかく、行きは離陸が23時近かったわけですから、

夜行バスだったら、翌日に備えて、乗ったらただちに消灯

有無を言わせず消灯になる時間。

ところが飛行機だと、そこから律儀に出てくるんですね、機内食が。

 

ワゴンがえらくのんびりと通り、

全員に配給を終えたころにはすでに午前0時が見えていて、

0時半(シドニー時間1時半!)を回った頃に、

食後のお飲み物とか出てきて、コーヒーの香りが漂う。。コーヒー

許してくださいもう寝たい星空。。。っていう気分になります(笑)

朝から活動しようと思ってる人も、たぶん多いと思うけど。。

ちょっとこれ改善したほうがいいと思うよ、、ANA様

 

               飛行機

さて、朝。晴れ

 

着陸が近づいてくると、機内にはそわそわとした雰囲気。

そしてヨーロッパ便では見たことのない、ちょっとした変化が起きてきます。

南半球のシドニーは、すなわち冬。

暑い暑い夏の日本を発ち、

軽装で機内を過ごしていた旅行客たちは、

着陸に備えて、張り切って冬の装備を着こむんですね。

そして、下りる時の風景は見事にこうなった(笑)

 

 

ところが~残念!皆さん期待外れ。

今年のシドニーの冬は、滅法暖かかった。

これは4日目に行ったロックスの風景だけど、

体感的には、超暖かい3月という感じでしょうか。

マフラーの人もいるけど、半袖でも全然OKです。

死ぬほど暑かった今年の西日本を発って、真逆の寒さ体験を期待していた私としても、これはかなり拍子抜けでした。。。

 

 

 

ヨナス・カウフマン先生のフェイスブックを覗いてみたら

8月3日のご近影が上がっていた。

 

むさいおひげ面でこちらを向いて微笑んでおられる、

その背後に、何か見える。

あの特徴ある形状の白い建物は。。。

 

オペラハウスだ!

 

やったシドニーに乗り込んでおられるんだ!

 

今度こそだえーん今度こそキャンセルは無しだ笑い泣き

 

そういうわけで、あっという間に近づいてきたパルジファルは

もう今週末です。

 

 

 

「これから起きる、何かイヤなこと」から、

自分の気持ちをそらすために、

私がいつもやることがある。それは、

それが終わった先の自分を想像する、ということである。

 

たとえば、親知らずを抜きに行かないといけない場合。

歯医者の予約が2時だとすると、

必ず4時が来る。

その時には、すでに解放されてる自分がいるグッド!

と考えるわけだ。

 

あるいは、職場の誰か(私ではない)が何かをやらかして

謝りに出向く羽目に陥った場合。もしそれが午前中なら、

お昼には、すべて終えた自分がそこにいるグッド!」と考え、

その想像で自分を励ますわけである。

 

その間に挟まっている、「何かとてつもなくイヤなこと」のことは、

できるだけ考えないようにする。

私は、大抵のことはこれで乗り切っている。

 

ところが。

このところ、人生で初めて、これと逆のことが発生している。

8月にシドニー・オペラハウスで見る予定の、

カウフマン演じる「パルジファル」の話である。

 

せっかく遠路行くわけなので、

このところドイツ語の歌詞も含めて予習に余念が無いのだが、

 

もうこれが楽しみで、楽しみで、楽しみすぎて、

1幕から、「場面転換の音楽」をカウフマンで脳内再生しては

感極まってくる始末

 

カウフマン様のスケジュールを覗いては、

さすがにもうキャンセルはあるまい、と自らを安堵させたり。

 

できれば血の池とかメテオ後とかそんな新奇な演出ではなく

普通の演出でありますように、とか考えたり。

 

Strafe(罰)、Qual(苦悩)、Schmach(恥辱)、Jammer(悲惨)といった

独検にはきっと役に立たなそうな単語を一生懸命聞き込んだり。

 

毎日そんな感じで、指折り数えて心待ちにしているのである。

 

 

そして、、そしてこのところ、しきりに私の脳内をよぎるのは、

 

こんなにこんなに楽しみにしてるのに

来月の今頃には、もう終わっちゃってる

 

という、すでにしてのロス感覚なのである。。。

 

旅は、計画している時が楽しい、とは、よく言うけれど、

今回ばかりはなあ。。。

終わったあとのロスが今から怖い。そんな毎日。

我ながら、よくこんなことを考えつくものだ、と思う。

この夏に、シドニーに観劇旅行にいくことにしたのである。

 

思えば、去年から、ヨナス・カウフマンのオペラ・アリア来日公演の顛末ばかり、書いてきたような気がする。

2016年の晩秋に予定されていた公演が、健康上の理由で直前に延期となりぐすん

その代替日程が今年の8月21日(大阪)と決まったものの、

それがまた2018年1月4日に延期となりえーん

そんな仕事始めの日に、休んで行けるわけ無かろーー笑い泣きとなって

ついに詰んだ(=キャンセルに至った)という話である。

 

此度の延期の理由は何かというと、「直前にシドニーのスケジュールが組まれていて、そこから北半球の夏の日本に来るのは健康上の悪影響が懸念される」というものだった。

 

・・・・・・・・・・。

 

それ初めからわかってたよね?・・な理由に、しばし凹んでいた私であったのだが、急に天啓のようにひらめくものがあった。ひらめき電球

ならばその、シドニーとやらに、オペラ鑑賞遠征しようではないか、

と思ったのだ。逆転の発想!?

 

私は、世界を飛行機で移動しながら追っかけをするほどに

熱狂的なカウフマン・ファン、というわけではない。

ただ、やっぱり当代一流のテノールであるわけで

それにその声質や演技も含めて唯一独特のテノールであるわけで、

一度はやっぱり見たいと思うのである。

そう思って考えると、今回シドニーに行くというのは、意外と悪くない選択なような気がしている。

 

①よもやキャンセルはあるまい

カウフマンのチケットはやっぱりキャンセルが超怖いのであるけれど、

復帰後はまずまず順調にスケジュールをこなしてるみたいだ。それに

シドニーを理由に来日を再延期しといて、よもやそのシドニーをキャンセルすることもあるまい。去年終盤からのキャンセルで世界中のファンをがっかりさせてきた手前、それを挽回するためにもきっと、当面は頑張るでしょう。(と思いたい)

 

②日程がすばらしい

来日公演の再延期日程は来年の仕事始めという酷いものだった。

しかしこのシドニーのオペラは、お盆休みの真只中。逆にこれ以上ないような好都合だ。仕事休まないで海外オペラに参戦できる機会なんて、そうそう無いんじゃないかという気がする。

 

③オペラ本公演だ

どんなにアリアの名曲が並んできても、コンサートはコンサート。

一本のオペラ全編を聴く感動には、やっぱり及びません。

そして、来日引越公演なんかだとオペラ本公演はバカ高いけど、海外だと意外と安い。今回シドニーの「世界遺産」オペラハウスのS席を取ったんだけど、なんとカウフマンのコンサートをキャンセルして返金されてくる(はずの)お金でお釣りが来るんですね。

 

④しかも演目がパルジファル

ワーグナーです。かっこいいです。

そしてやっぱりこれが聞きたかった。ドイツ語のオペラです。ドイツ

来日公演のアリアの曲目に、ドイツ語の歌が一個もないと知った時は

ほんとにがっかりしたもん。正直、もう言う事ないぐらいです。

 

それに長尺なのもお得!・・って急に主婦感覚っぽいこと言ってますが、せっかく遠路行く以上、たっぷり楽しめるのは有り難いです。

5時間、どっぷり浸ろう。ふやけるぐらい浸ろう。

 

そして、シドニーのオペラハウスではちょうど同時期にヴェルディのレクイエムも予定されているので、せっかくなのでそれも鑑賞してこようと思います。

 

さあ、そういう次第で、昨年からずるずると抱え込んでいたもやもやがすっかり晴れて、腹のくくれた私でありました。

 

また出費だけどな。

 

 

仕事がんばろう。