マツバボタンにはちょっと思い出がある。祖母が好きだった花である。
正確に言うと、私の妹が幼かったころ、夏に祖父母の家に遊びに行った時、その夏の日差しの中、庭にマツパボタンがたくさん咲いていて、
妹が庭に出てその花をいじって遊んでいた。
誰かが妹に声をかけ、妹が振り返って無邪気に笑う、
そんな写真が8ミリビデオに残っていて、
その笑顔がなんとも好きだ、と祖母がよく言っていたのである。
そのマツバボタンが売っていたので、なつかしくなって連れて帰った。
この皆さんは、買ったときはみんなまだ緑の苗で、小さな蕾がようやく見えるばかりだった。しかしそのポリポットのまま 10日も置かれているうちに、待ちきれずにこんなに咲いてしまった。衝動買いだったため、プランターの用意がなかったのである。
4つ買ってきたので、なんとなく四角のプランターがほしくなり、そして祖父母の家のような素朴な木のプランターをようやくネットで探しだし、それが届いた。
苗が来てからプランターを買う。略して苗プラだ。
お待たせしました。入居完了です。
祖母が亡くなって、もう30年近くなる。
妹は今、あの写真とちょうど同じくらいの娘を育てている。
性格も雰囲気も、なんか親の子どもの頃そっくりで、
勝ち気で陽気で抜け目がない。
祖母がみたら笑うことだろうと思う。



なので、これからしばらく、映画館マラソンさながら、慌ただしく走り回ることになる。




新じゃががおいしいのでついつい多め









して、