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hirohiko-0221さんのブログ

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タケさんというAmebaブロガーのブログから


>よく聴くと、

>「夏」の第2楽章の、蚊の羽音や遠雷、

>「秋」の第2楽章の、酔っぱらって泥酔する様子、

>「冬」の第1楽章の寒々とした表現、第2楽章の冬の雨が窓をたたく様子など、

>きちんと表現しています。


例の「ソネット」に全部、記されてます。

なので、ソネットを知っている聴き手にとっては、

>オーセンティックという意味では、そんなに、捨てたものではない

とは言えない演奏は、皆無とは言えないまでも少ないとは言えそう。


因みに、シンセサイザー演奏家だった頃の冨田 

勲はヴィヴァルディの《四季》について、『曲自体は悪くないんだけど、あのソネットのせいでイメージが限定されてしまい、逆にイメージが膨らまない』と言った事があります。

イ・ムジチはヴィヴァルディの《四季》を現在までに9回録音しているそうだけれど、全部入手できるのやら? 1回目はモノラル録音だしなあ。


ディスク番号:UCCD-51075(SHM-CDプラス音匠仕様CD)

①協奏曲集《四季》作品8の1~4(校訂:ヴィットリオ・ネグリ。Vittorio Negri)

1959年の4月と5月 ウィーンで録音

②ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV271《恋人》(校訂:ミケランジェロ・アバド。Michelangelo Abbado)

1957年の12月と1958年の1月 イタリアで録音

イ・ムジチ(コンサート・マスター:フェリックス・アーヨ。Felix Ayo)

2020年8月10日 山口県は下関市のシーモール下関内の新星堂下関店で購入


ディスク番号:UCCD-7370

①ヴァイオリン協奏曲集《四季》(協奏曲集《和声と創意への試み》作品8から)

ソロ・ヴァイオリン:ロベルト・ミケルッチ Roberto Mlchelucci

1969年9月 スイスで録音

協奏曲集《調和の幻想 L’estro armonico》作品3から

②協奏曲第6番イ短調RV356(ヴァイオリン協奏曲)

ソロ・ヴァイオリン:ロベルト・ミケルッチ Roberto Mlchelucci

③協奏曲第8番イ短調RV522(2つのヴァイオリンのための協奏曲)

ロベルト・ミケルッチ Roberto Mlchelucci

アンナ・マリア・コトーニ Anna Maria Cotogni(以上ソロ・ヴァイオリン)

④協奏曲第10番ロ短調RV580(4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲)

ロベルト・ミケルッチ Roberto Mlchelucci

アンナ・マリア・コトーニ Anna Maria Cotogni

ワルター・ガロッツィ Walter Gallozzi

ルチアーノ・ヴィカーリ Luciano Vicari

(以上ソロ・ヴァイオリン)

エンツォ・アルトベッリ Enzo Altobelli(ソロ・チェロ)

イ・ムジチ(コンサート・マスター:ロベルト・ミケルッチ。Roberto Mlchelucci)

1962年 スイスで録音

入手年月日、記録なし。入手方法、失念


ディスク番号:UCCD-80002(SHM-CD)

協奏曲集《四季》作品8

イ・ムジチ(コンサート・ミストレス:ピーナ・カルミレッリ。Pina Carmirelli)

1982年7月の21日~24日 スイスのラ・ショードフォンで録音

2020年10月14日 山口県は下関市のシーモール下関内の新星堂下関店で購入


ディスク番号:WPCS-13714

アルバム・タイトル「イ・ムジチ/ヴィヴァルディ:四季」

イ・ムジチ(コンサート・マスター:アントニオ・アンセルミ。Antonio Anselmi)

2012年録音

2020年10月14日 山口県は下関市のシーモール下関内の新星堂下関店で購入


ディスク番号:UCCD-45017(MQA-CDプラスUHQCDプラス音匠仕様CD)

①ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》(《和声と創意の試み》作品8から)

ソロ・ヴァイオリン:マルコ・フィオリーニ。Marco Fiorini

イ・ムジチ(コンサート・マスター:マルコ・フィオリーニ。Marco Fiorini)

②ヴェルディ:バレエ音楽《四季》(歌劇《シチリア島の夕べの祈り》から。ルイジ・ペッキア Luigi Pecchia による弦楽合奏とピアノ編曲)

イ・ムジチ(コンサート・マスター:マルコ・フィオリーニ。Marco Fiorini)

2021年4月26日~29日 ローマのサン・ロレンツォ・ダ・ブリンディジ国際大学講堂で録音

Executive Producer:Dominic Fyfe

Recording Producer & Post-Production:Michael Havenstein

Recording Engineer:Fabio Ferri

Production Manager:Jenny Stewart

2022年6月10日 山口県は下関市のシーモール下関内の新星堂下関店で購入

YouTube動画で聴きました。

特にピアノ・ソロの部分で聴き覚えがないフレーズと言うかパッセージが幾つも聴こえてきたので、モーツァルト、シューベルト、ヨハン・シュトラウス二世、そしてガーシュウィンの4人を「音楽史上の四大天才」と呼んだ事がある音楽評論家の出谷 啓(でたに・けい)が、『ノー・カットの完全全曲版どころか「死人に口なし版」』と表現したのを読んで以来、僕の頭の片隅にあり続けた演奏だと思う。ただし、実際に聴いたのは今回が初めて。

要するに、作曲したガーシュウィン本人がボツにしたものを復元して演奏したというわけなんだけれど、僕にとっては小さい事だ。少なくとも、マーラーの交響曲第1番を演奏するにあたり、作曲したマーラー本人がボツにした《花の章》を演奏するか否かという問題よりかは些細な問題だ。


演奏は、可もなく不可もなく、という感じ。もう少し具体的に述べると、丁寧に演奏されているのは良いとして、もう少しダンサブルでノリの良い演奏を聴きたかった。でも、それで良いのかも知れないとも思う。なぜなら《ラプソディ・イン・ブルー》という曲にはジャズのように即興演奏ができる箇所は1ヶ所もなく(←強引に即興演奏をしたジャズ・ピアニストは何人か居る)、始めから終わりまで音符が記されているクラシック音楽なのたから。