<エンニオ・モリコーネ作品 雑記>
ブラッドリンク THE LINK
1983年製作!
日本未公開の恐怖映画!
イタリア&西ドイツ製らしいけど、ビデオパッケージ表記は、アメリカ映画になっていた・・・・・???(笑)
音楽はエンニオ・モリコーネ!
モリコーネということで、当然(笑)、サントラは聴いてたんで、だいぶ前から気にしてた映画で、残念ながら日本ではビデオ化どまりで、DVD化されておらず、ビデオもレンタルされてた記憶がなく、存在を知ってから数十年間、見る機会がまったくない状態でモヤモヤ。(笑)
ようやく、数年前に激安中古VHSを見つけ、保険で買い、放置。(笑)
ようやく、今回、そのVHSで鑑賞することに!
この先、日本では、もうDVD、ブルーレイ化は、されないだろうと。
長らく物置にしまっていたけど、サルベージしたとき、カビも生えてなくて、ラッキー!(笑)
カビとりする時間が省け、すぐ見れる状態!
なんかうれしかったなーーーー。(笑)
スタンダードサイズ、モノラル音声。
いやーーー、コレ、掘り出し物!!(笑)
イタリアお得意のジャッロ映画で、二重人格の男を扱ってるんですが、実は・・・・・っていう展開!
恐怖映画マニアにはお馴染みの「サイコ」とか、「悪魔のシスター」とか、「レイジング・ケイン」を彷彿とさせて、全編、興味深く見れます!!
しかも、美女がいっぱい出てきて、それぞれ魅力を振りまいているのも、得点高し!
◎二重丸◎!!(笑) いうことなし!!(笑)
あのアンソニー・ホプキンスをハンサムにしたような?(笑)、主演のマイケル・モリアーティも、大熱演! ジキルとハイドのような、善と悪、正反対の性格をうまく演じ分けてます!!
これ、日本でブルーレイ化してほしいなぁーーー!
もう一度、高画質で見たい!!
大変気に入りました!!
こんな傑作が埋もれていたなんて!!
まだまだ、探せば、宝の山はいっぱいありそうだなーーー。(笑)
あと、モリコーネの音楽も、最高の効果を発揮! 絶好調のモリコーネ節炸裂!
正直、サントラを聴いても、どってことのない曲で、印象に薄かったんだけど、今回見て聴いて、ビックリ!!
アレ、こんなに素晴らしい曲の数々だったけぇーーーと!!(笑)
やはり、映像がついてこその映画音楽か!!
ちゃんと聴き比べて分析してないけど、アルバムはアルバムとしてキチンと丁寧に演奏し、本編は本編で、映像見ながら、ノリノリで荒っぽく演奏したから、この違いが出たんじゃあないかなーーと。
いやーー、いいっす!(笑)
特に、クライマックスのショックシーンで、音響効果に近い曲が、流れてきたときは、もう最高に興奮しました!(笑)
この瞬間的な短い曲は、サントラには入ってないんで、録音当日に、急遽、その場で即興で作り上げたんじゃあないかなと思います!!??
たまに、モリコーネ作品で、こういうレアな曲があるんで、ファンとしては、サントラを聴いただけでは、安心できないところが、隠し味的な魅力のひとつ、楽しみのひとつなのだ!!
数年前から、レコードの復活ブームがあり、サントラも、特にモリコーネ作品も続々と新規マスターで、復活!
そんななかに、この「ブラッドリンク」があり、
自分、当時は、曲自体、気に入ってなかったけど、ジャケットが良かったんで、思わず復活版のレコードを買って、聴いて、 ―――― あーー、やっぱり、良くないなーーー、どってこともないなーーーって、後悔したことがあったけど(笑)、今回本編見て、再評価!!
見終わって、すぐにCDは聴き、あーー、なるほどなーーー、確かにこういう曲は流れていたナーー、でも本編演奏とはなんか違うなーーと確認はした。
だから、今度、CDと内容は同じだけど、もう一度、復活レコード盤のほうを聴き、理解を深めようと思ってます!
おそらく、レコードのほうが音がいいはずなんで、それも楽しみ!
珍しいことに、このレコード、30cmのLPレコードなんだけど、普通は、33回転のスピードなのに、収録時間が短いためなのか、45回転仕様になってます!!
サイコな内容なので、
33回転で、ゆっくり聴いて、怪しい音の世界を味わってみてください!っていうことなのかな?? ← これは、私の勝手な深読みですが・・・。(笑)
よって、33回転でも聴いてみようかと!(笑)
← きっと知らなくて、33回転で聴いちゃう人がいっぱいいるんじゃあないかな?(笑)
目から鱗の、サイコホラーの傑作「ブラッドリンク」!!
必見必聴!!
