誰かに見られている SOMEONE TO WATCH OVER ME
1988年公開!
あのリドリー・スコット監督のサスペンス!
だいぶ前に買った激安中古DVDで、初鑑賞!
ビスタサイズ、ドルビーサラウンド。
リドリー・スコットは、ジェリー・ゴールドスミスが音楽を担当した「エイリアン」とか「レジェンド光と闇の伝説」の監督なだけに、一応注目してて、コンスタントに作品を見てはきている。 ← 逆に、ゴールドスミスが担当してなければ、関心はなかったかもしれない?(笑)
<今まで私が見たリドリー・スコット監督作品>
◎劇場では、「エイリアン」(1979)、「ブレードランナー」(1982)、「レジェンド光と闇の伝説」(1985)、「ブラックレイン」(1989)、「プロメテウス」(2012)、「オデッセイ」(2015)、「エイリアン:コヴェナント」(2017)
← 「オデッセイ」以外は、DVDとかWOWOW放送版などで、何度か見直してきている。 「エイリアン」と「ブレードランナー」は奇跡的な傑作!
◎レンタルDVDでは、「デュエリスト/決闘者」(1977)、「ブラックホークダウン」(2001)
← この2本は、たいぶ前に1回見たっきりで、ほぼ忘却の彼方。(笑)
近々、見直す予定。
◎WOWOW放送版では、「グラディエーター」(2000)
← ついこの間、見た。 あまり面白くなかった・・・・・。(笑)
見た作品が、意外と少ないのは、自分の好きじゃないジャンルの作品を撮ってるため。(笑)
・・・・・・・・
ハッキリ言って、
いまだに演出がうまいのかうまくないのか、よくわからない監督ではある。(笑)
スタイリッシュではあるんだけど、美術とか撮影による映像美がメインで、本質的な演出というものは、 ---普通--- ---平凡--- に思える?
← あくまでも私の私見ですが・・・・。(笑)
どーも見てて、スッキリしない。(笑)
そこが、スタンリー・キューブリックとか、スティーブン・スピルバーグ、ジョン・カーペンター、ブライアン・デ・パルマ、ダリオ・アルジェント、ジョージ・A・ロメロなどと違うところで、目の覚めるような突出さがないので、どこか浮いている感じ?があるのだ。
一連の作品を見てると、
もっと怖い怖がらせ方、もっとすごいアクションの見せ方があるだろうと?不満に思ったりする。(笑)
いつも肝心なところを、編集でごまかしているフシがあるのだ?
きっと、最初に意図し、思い描いていた見せ方が、実際の撮影現場では、いろいろあって? うまくいってないケースが多かったんだろうなーーー。(笑)
いわば、毎回妥協の連続?
他の監督では、それが功を奏することもあるけど、スコットの場合は、運悪く?それを味方につけることができなかったのではないか?(笑)
・・・・てなわけで、そんな苦労人の?スコット監督。
まだ見てない作品に関しては、できる範囲内で、少しづつ消化していこうかと!(笑)
で、今回は、「誰かに見られている」!
失敗作と言われている「レジェンド光と闇の伝説」の次に撮った作品。
さて、どーだったのか!?(笑)
うーーん、なるほどなるほど・・・・・。(笑)
やっぱ、普通の映画でしたね。(笑)
これといって、突出したところはない?
スコットらしさがあったのか? なかったのか?
意識してなきゃあ、誰もあのスコットが監督したとは思わない?
そんな映画でした。
内容はというと、当時流行のちょっとセクシーでお洒落なサスペンススリラー。
ただ、話は面白いと思うけど、ミスキャストなんだよな! 不満は残る。
あのトム・ベレンジャーが普通の庶民的な妻子持ち刑事。
殺し屋に狙われているセレブな美人を護衛するうちに、禁断の恋に落ちていくという展開・・・・・。
さて、この恋の行方は・・・・・・・・。
とにかくベレンジャーが役に合ってない。(笑)
田舎者ものの垢ぬけないダサイ刑事という設定なんだけど、そうは見えないのだ!(笑)
最初から、カッコ良く決まってる刑事に見えるんで、かなり違和感がある。
それと彼の奥さんも田舎者のダサイ奥さんの設定になってるけど(笑)、目鼻立ちの整ってるキリっとした美人のロレイン・ブラッコを使ってるせいか、これも違和感がある。(笑)
うーーーん、困った困った。(笑)
私の感覚では、
ロビン・ウィリアムズとかリチャード・ドレイファスが、ダサイ刑事にピッタリかと。(笑) メル・ギブソンでもいいかもしれない?
奥さんには、ゴールディ・ホーンとか、テリー・ガーとか。
庶民的な俳優がふさわしい。(笑)
トム・ベレンジャーとかロレイン・ブラッコだと、最初からセレブっぽいのだ。
ね、こうも、ミスキャストだと、
映画の印象がガラっと変わってしまうんで、慎重にキャスティングしないとね?(笑)
私なんか、途中から、違和感、感じまくりで、映画にノレなくなってしまいましたよ!!
対して、
セレブ美人役のミミ・ロジャースは、似合ってたと思う。
← 彼女、トム・クルーズの元奥さんだったらしい。
「エイリアン」のシガニー・ウィーバーでも良かったかもしれない??(笑)
で、他にも、この映画、マイナス点がある。
それは、ロレイン・ブラッコの勘の良さを強調して描いていたこと!!
夫のベレンジャーが、セレブ美人の護衛をしなければいけないことになったときから、ピーーーーンときて(笑)、夫が間違って恋に落ちないように?(笑)、アレコレ策を練り始めるのだ!!(笑)
この過程を、念入りにマジメに描いてるもんだから、妙にバランスが悪い。
夫が浮気に至るまでの過程と浮気を阻止しようと奮闘する妻の比率が同じなのだ。
そこにときおり、サスペンススリラーの要素が入ってくる・・・・・。
この妻の奮闘描写は、誰もが持つ嫉妬心なんで、非常に興味深く見れたし?(笑)、共感できるところもいい?(笑)
でも、マジメに描けば描くほど、かえって、悲痛を通り越して滑稽に見えてくるんで、もっとコメディタッチに振り切ってしまえば良かったと思う。
ロレイン・ブラッコだったら、そのコメディ演技ができたはずだし、似合ってたはず。
それをマジメに作っちゃった・・・・。(笑) ここも致命的。
ゆえに、
いったいこの映画は、純粋な恋愛映画なのか、浮気阻止映画なのか(笑)、安っぽい昼メロドラマなのか(笑)、サスペンススリラーなのか、もう、焦点がボケまくりで、わけがわかんなくなる!!(笑)
ここは、脚本を吟味する段階で、スコット監督に整理してほしかったな・・・・・・。
ちなみに、
ポルシェ911ターボが出てきます。(笑)
誰が乗っていたかは、実際見てください。(笑)
それと、恋の行方の結末は?
トム・ベレンジャーは、ミミ・ロジャースを守りきれたのか?
ロレイン・ブラッコとは、どうなったのか?
それも実際見てください。(笑)
