乱気流 タービュランス TURBULENCE

1997年公開!

航空機内で起こる、超絶パニックサスペンスアクション!

当時、劇場で見ました!

面白かった印象はあるんだけど、それ以来見てないせいか、もう細かい部分は忘れてしまい(笑)、どう面白かったのか今一度確かめたくなって、随分前から見たい映画リストに挙げてたんだけど、なかなか見る機会がないまま、今日まで来てしまいました!(笑)

WOWOWで、頻繁に放送されていたんで、ストックはいっぱいあり!(笑)

 

当時、どういう状況で見に行ったのか思い出せないけど、当時の感想文を見ると、監督とか音楽家の名前が<調査中>と記されてるんで(笑)、まったく予備知識もないまま、突発的に? 見に行ったと推察。

 

以下、その感想文を原文のママ載っけておきます。

 

TURBULENCE 「乱気流」     横浜ピカデリー

監督・(調査中)

音楽・(調査中)

1997年/アメリカ ・ 101分

――― これは、拾い物。

タイトルからしてイマイチの映画を思わせるが、ところがどっこい、まれに見る、航空機アクションの傑作といってもいいくらいの面白さだった。 まったく予備知識なしで見たのが、また良かったのだ。 この先、どうなるのか、ハラハラドキドキの連続だったからね。

――― オープニングから観客はこの映画の手法にだまされ、中ほどでまただまされと、一風変わった展開で、興味はつきない。

ここではストーリーは言わないが、とにかく必見作ですぞ!!

――― ビデオ発売間近だが、くれぐれもストーリーを知ってから見ないこと!

 

この感想文を見ると、タイトルからして正確ではないんで(笑)、よっぽど資料がなかったと思われます。 

当時の映画雑誌に載ってなかったのか?

緊急公開だったのか? 

ネットも普及してないので、スタッフも簡単に調べられなかったんでしょう。

また、面白かったのに、パンフレットを買ってないので、よっぽど急いでて買ってる時間がなかったのか、たまたまその映画館では売ってなかったのか、売り切れていたのか?

そして、ビデオ発売間近と書いてあるので、ビデオ発売前提で公開されたのか?

その情報をどうやって知ったのか?

公開前? 公開後?

いまさらながら、ちょっと、謎の多い、「乱気流 タービュランス」です。(笑)

 

ついに今宵、27年ぶりの鑑賞!

WOWOW放送版、シネスコサイズ、5.1ch。

 

・・・・と、その前に、

私が、1997年に、映画館で見た映画を書き出してみます!

いやーーー、懐かしいですねーーー!!(笑)

当時のいろんなことを想い出しますよ!!(笑)

 

「フェノミナン」「グリマーマン」「評決のとき」「クラッシュ」「身代金」「スター・ウォーズ 特別編」「レリック」「スター・ウォーズ帝国の逆襲 特別編」「乱気流 タービュランス」「スピード2」「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」「スクリーム」「コンタクト」「フィフス・エレメント」「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」「燃えよドラゴン」「ラヂオの時間」「アナコンダ」「ボルケーノ」「モスラ2 海底の大決戦」

!!!

 

ちなみに 1997年、劇場で見た映画は、上記の20本。

ビデオ、レーザーディスク、BS&WOWOW放送で見た映画は、41本。

合計 61本!しか見てない!

 

この理由は、仕事とプライベートが忙しかったことと、家庭で映画を見る環境が貧弱だったために、よっぽど面白そうな映画じゃあないと、見る意欲が湧かなかったことによる。

← 特に、普通の真面目な映画、アート系の映画は、小さなTV画面で見ると、とても見る気がせず、途中で見るのをやめてしまったことが多々あった。

あとあと、環境が整ってから見ようと。

 

で、1997年劇場で見た映画の、私のベスト3

1. フェノミナン

2. フィフス・エレメント

3. ラヂオの時間

 

ワースト3は、

1.   スピード2

2.  グリマーマン

3.  ロスト・ワールド ジュラシック・パーク

 

アレ? 「乱気流 タービュランス」が ベスト3に入ってないぞ?(笑)

「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」が、ワーストのベスト3に入ってないぞ?(笑)

 

きっと、今、全部見直せば、順位が変わるはず!!(笑)

当時と、今では、映画鑑賞眼がまったく違うからね!!(笑)

 

 

さて、劇場で見て以来の鑑賞になる、「乱気流 タービュランス」!

今回、WOWOW放送版にて。

シネスコサイズ、5.1CH。

 

見てるうちに、だんだんと、そーいえば、こんな場面あったなーーーと思いだしてきました!

ただ、話がどこまで二転三転するのか、よく覚えてなかったんで、きっと、もう1回捻りがあるんだろうなあーーと思って、期待したのに、結局それはなかったんで(笑)、記憶違いであるとともに、わーー、ここまでの展開で自分は満足してたんだーー、まだまだ当時は、未熟だったんだなーーーって思いました。(笑)

正直、もう1回、意外性があると、より完璧になってたのにぃーーー!!(笑)

でも、予知知識なくて、初めて見る人は、かなり面白く見れるんじゃあないでしょうか!!

これぞ、娯楽映画!!

クライマックスにいくにしたがって、どんどん盛り上がっていきますからねーーー!!

満員の劇場で見てたら、拍手喝采間違いなしですよ!! 

自分も、今回、見ながら、心の中で、ウォーーーーーー!!って拍手喝采しちゃいましたから!!

← 当時、自分、劇場で見てるけど、満員ではなかったと思うので、拍手は聞いてないし、今回のように拍手したくなるような高揚感を感じたかまでは、残念ながら記憶にない。(笑)

 

とにもかくにも、

こういう盛り上げ方を日本映画でもすべきですね。

見ながら、つくづく思いましたよ。

先日見た、珍作アクション(笑)「藁の楯」(2013)の、後半にいくにしたがって、盛り下がっていく展開とは大違い!!(笑)

アメリカ映画は、やっぱり、そういうところは抜群にうまい!!

観客が何を求めているのか、よくわかってます!!!

 

今回、初めて、スタッフ名を認識!(笑)

ネットで調べれば、いろんなことがすぐわかるんで、ほんと、便利な世の中になったもんです!

監督は、ロバート・バトラーで、

なんと自分、この人の作品、だいぶ前に見たことあったんで、ちょっとオドロキました!!(笑)

初見がTV放送で、あまりの面白さに後々激安中古VHSビデオを買ってしまった、

スキーアクションの快作「大滑走!死のゲーム」(1976年日本公開)。

初見が名画座で、これもあまりの面白さに後々激安中古VHSビデオを買ってしまった航空パニックアクションの快作「メイデイ 40,000フィート」(1977年日本公開、名画座で見たのは、1979年!!)

← 実はこのとき、「アウトロー・ブルース」(1977)、「メナース」(1979)、「メイデイ 40,000フィート」の3本立てで、実は「メナース」目当てで見に行ったんで、他の2本は、ぜんぜん期待せず、正直しかたなく見始めたんだけど(笑)、見たら目から鱗の超拾い物だったんで、ビックリ仰天したという奇跡体験をしちゃいました!!(笑)

「アウトロー・ブルース」なんか、音楽も良くて、速攻サントラLPレコードを買いに走り、後々激安中古VHSビデオを買ってしまったほど!!

それと、結局は、今でも見たことないけど、面白いという評判は聞いてる、あのサスペンスアクション「ジャグラー ニューヨーク25時」も監督してる!! ← 当初は、ジェリー・ゴールドスミスが音楽を担当!って、映画雑誌に書いてあったんで、大注目して待ってたんだけど、最終的に、他の人に変わってしまったんで、見ずじまい!(笑)

 

いやーー、ロバート・バトラーっていう監督、知るのが遅すぎたけど(笑)、まったくハズレのない、少なくとも私好みの面白い映画を作り続けてきた人なんですね。(笑)

これを機に、「大滑走!死のゲーム」と「メイデイ 40,000フィート」を早急に見直してみます!!

 

音楽は、シャーリー・ウォーカー!!

シャーリー・ウォーカーですぐに思い出すのは、

ジョン・カーペンターの「エスケープ・フロム・L.A.」(1996)!!

ここでも、シンセサイザーを効果的に使ってました!!

メロディは耳に残らないけど、劇的効果はあがってました!!(笑)

このあたりの時代の映画音楽は、今よりまだ良かったんですね。(笑)