<恐怖映画 雑記>
死霊のしたたり2 BRIDE OF RE-ANIMATOR
1989年製作のあの傑作「ZOMBIO 死霊のしたたり」(1985)の続編!
なぜか、日本未公開で、当時、レンタルVHSで見たのが初見だったかもしれない。
つまらなかった印象があり、失望した記憶あり?(笑)
以後、まったく見てなかったんだけど、先日DVDで所有してた「RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3」(2003)を久しぶりに見て、あの頃夢中になってたスプラッター映画熱が再燃!!(笑)
当然この2作目も、見たくて見たくてしょうがなくなり(笑)、超久しぶりに再見することに!!
レンタルDVDにて。 ステレオ音声。
なるほど、なるほど。
ところどころの場面、思い出しましたよ!(笑) 懐かしい!!(笑)
そして、
なぜ、つまらなかったのか、ハッキリわかりました!(笑)
◎テンポが悪い!
なんか全体的に展開がギクシャクしている。
スムーズにつながってない感じ。 スピード感もない。
監督が変わると、こうまで違うものになるのかと!?
どうしても前作と比較してしまうんで、演出力の差がモロに出てしまった結果に!?
監督は、ブライアン・ユズナで、前作のときは、プロデューサーだった。
この作品が、監督2作目! まだ、慣れてないのは明白!(笑) ← デビュー作は、グチョグチョスプラッターの「ソサエティー」!!(1989) ← 残念ながら見てない。 ハイライトシーンは見たことあり。 現在、見る術なし。 レンタルされてないようだし、DVDなどは、プレミアがついちゃって、買えない!(笑)
実は、「RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3」も、ユズナが監督してるんだけど、こっちは、この時までに、いろんな作品で監督経験を積んできたせいか、この2作目よりかは、未熟なところがなくなって、普通に面白く見れた。
ただ、妙な間をとるクセがあるようで、そのクセは治ってなかったけど?(笑)
それが、意図的なのかは、他の作品も見てみないとわからない。
◎あの薬によって命を与えられる人造人間化した女性に、ぜんぜん魅力がない!!
これは致命的!!
彼女しかやる人がいなくて仕方なく採用したのか?
それとも、監督の好み?(笑)
彼女さえ良ければ、自分、この映画も傑作!と言えたのに!?(笑)
キモになる女優って、重要です!!
3作目の「RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3」のヒロインは、まだマシだったけど、自分の好みではなかったんで、やはり、ユズナの美的感覚は、他の人とちょっと違うのかも??
スチュアート・ゴードン監督の1作目のヒロインは、すごく良かっただけに、これは、残念すぎる!?
◎前作で、恋人を失った悲劇の男が、そのまま続投してたけど、なんかキャラが変わってしまって、見てて非常に戸惑う。
アレ? こんなゲスな野郎だったっけと!!(笑)
この変貌ぶりは、大失敗だったんじゃあないか?
ここまで性格を変えるんだったら、別の新キャラを出すべきだった!
← 前作の異常な状況で、精神が崩壊して、性格が変わってしまったというのであれば、それを観客に説明する必要がある! それがないと観客は納得できない!
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とにかく、悪趣味、不快度指数200%、不謹慎な俗悪スプラッター場面が続出する怪作になってるんで、
この作品も、
女の子と一緒に見ちゃあダメ!!
絶対嫌われます!!(笑)
日本未公開だったのも、うなづける!!
まだ、1作目のほうが、エンタメしてたかな?
特典映像で、未公開シーンが見れます!
なんで、カットしたんだろう?って思うほど、重要なシーンでした!!