<恐怖映画 雑記>
フラットライナーズ FLATLINERS
1991年公開!
ジュリア・ロバーツ、キーファー・サザーランドなどなど、初々しい若者俳優たちが出演している話題作!
死後の世界を見たいがためにわざと心臓を止め、無理やり臨死体験を作り出すという、とんでもないことを実行する医学生たちの話!
誰もが絶対興味ある?題材のために、はやくから大注目!!
当時ワクワクしながら劇場まで見に行きましたよ!!
お花畑を見たとか、自分の体が宙に浮き、死んでる自分を見たとか、まぶしい光のほうへ行ったら、蘇生できたとか・・・・・・実際の臨死体験者の声を、あらゆる雑誌、TV番組から吸収していた私は、この映画で、ついにその先が見られるんじゃあないかと、その1点だけに超期待!!
かまえて見始めました!!
・・・・・・・・・
前半は、興味深く見れる・・・・・・。
しかし、中半以降は・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
うーーん、
・・・・・・・・・
これは・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
なんか違うんじゃないの!!(笑)
自分の期待とは裏腹の展開・・・・・・・。
まったくノレず!!
もう、ウンザリ・・・・・。
あーー、つまんない!!
期待しすぎた私がバカだった!!!(笑)
それから33年の月日がたち(笑)、
先日見た「ジェイコブス・ラダー」(1990)同様、こっちもリメイクされ、WOWOW放送版のストックがあったので、よっしゃ! いい機会だ!! 未見のリメイク版を見るついでに、ここらで、オリジナル版も見直してみようと!!
・・・・・・・・ なんともぜいたくな趣向に走ったわけです!(笑)
まずは、懐かしのこのオリジナル版から!!
WOWOW放送版で、鑑賞。
シネスコ、5.1ch。
だいぶ忘れていたところがあって、驚きました!
33年もたつと、そうなのかと!?(笑)
特にジュリア・ロバーツに関するエピソードは、完全に忘れてました!(笑)
それと、撮影監督が、あの「スピード」(1994)のヤン・デ・ボンだったんですね!
なんか今回初めて認識したような?
で、目立つのは、シネスコを意識しすぎた構図!!(笑)
会話シーンなんか、カットバックする人物を、必ずといっていいほど、右ハジと左ハジに配置。 人物以外の余白部分に何も入れ込まないんで、なんか不自然で、ちょっと笑える。 なんか、シネスコ初心者みたいな絵づくり。(笑)
普通は、空いてる空間にも意味ある絵を埋めつくして、効果を高めようとするのにネ。
たぶん、こういう構図を多用したのは、この映画だけだと思う。
ヤン・デ・ボンも、さすがにやりすぎたと思ったんでしょうね?(笑)
―――で、改めて感じたのは、
劇中、4人の若者の臨死体験を描いているんだけど、
全員が、体験後に、同じような幻覚と悪夢を見るようになっているのは、おかしいんじゃあないかと!!
これだと、臨死体験すると、皆こうなりますって、決めつけることになるんじゃあないの?
映画とは言え、安易で適当すぎないか?
専門家の意見もそうだっけ!?
なんか、今まで、私が吸収してきた臨死体験の知識と、かなり違い、話も矛盾!!
信じられない感が半端なく、えーーー!? なんで、こうなるの!?って、唖然愕然!!
それと、中半以降の4人に襲い掛かる恐怖の展開が、単に同じパターンを繰り返してるだけなんで、 ・・・・・・・ 見ててウンザリ!!!
人によって、いろんな臨死体験があるはずなんで、それぞれが違ってて、それぞれにまったく違う恐怖が待っていた!ってしたほうがまだ見てる側は納得できたのになあああーーー!! 再見でも、初見に感じたモヤモヤ感を消すことはできなかった・・・・・・。(笑)
さーーて、リメイク版は、どーなってるのかな?(笑)