<恐怖映画雑記>
ジェイコブス・ラダー JACOB’S LADDER
1991年公開!
当時劇場で見た恐怖映画!
すごい期待して見に行ったのに、残念ながら見ながら憤慨!(笑)
たぶん、エンドクレジットの途中で席をたったと思う大失望作!!
ダメな点は、ラストで明かされる衝撃のオチが、最初のうちにわかってしまうこと!(笑)
このオチをいかに客にわからせないかが、一番重要なのに、いたるところで、わかりすぎる伏線を張ってるもんだから(笑)、もうダメで、見てて嫌になる。(笑)
実は、こういうオチ、この映画で使われたのが最初じゃあないんで、自分含めた、映画マニアな人たちは、すでにその衝撃度を知っている! だから、そういう人たちのことを考えて、その裏をかかなきゃあダメなのに、そうなってない!!(笑)
うーーーーん、これがハリウッド映画・・・・・・・・。
わからない人たち用に、あえて親切な伏線を張ったのか・・・・・??(笑)
何も知らぬまま、ラストで心底ビックリできた人が、ほんと羨ましいですよ!!!
・・・・・・てなわけで、
もう、2度と見るまい!!と思ってた映画ですが(笑)、
ちょっと前に、激安中古DVDが売ってたもんだから、ついつい買ってしまい、放置。(笑)
最近になって、WOWOW放送版でストックしてある、2020年に公開されたリメイク版を、なぜか急に見たくなったんで、
どうせ、リメイク版を見るんだったら、オリジナル版も見てみるかと、ついに、今宵、長らく放置状態だった(笑)、DVDで、オリジナル版を鑑賞です!!!
改めて、伏線も確認したかったし!!
ビスタサイズ、5.1ch!!
さて、超久しぶりの鑑賞でしたが、
やっぱり、これ、伏線張りすぎです!!(笑)
これだと、絶対、途中でオチがわかっちゃうんで、私だったら、伏線すべてカットするけどなああああ。(笑)
あきらかに初心者向けに作ってますね!?(笑)
加えて、話の展開の仕方が非常に悪く、ダラダラと、わけわかんないシーンが続く。
そのわけわかんないシーンに、わけわかんない映像が延々と続くんで、見てる側は、まったくノレず!! ウンザリ!!
これ、演出が悪いなああ。 最悪じゃん!!
こういうクセのある恐怖映画をよくわかってない監督が作ってる感じ。(笑)
監督はエイドリアン・ラインで、私が見ているのは、「フラッシュダンス」(1983)だけ! ← 音楽が良くて、ヒロインも魅力的で楽しめた印象あり。
あと見てないけど、「ナインハーフ」(1986)、「危険な情事」(1987)というヒット作も撮っている。 一応ヒットメーカーではある。
でも、この「ジェイコブス・ラダー」の演出は褒められないな!(笑)
恐怖物は、ニガテなんでしょうね?(笑)
このタッチは、あのアラン・パーカーの「エンゼル・ハート」(1987)に近い。
こっちも、ダラダラ展開、わけわかんない映像の羅列、途中で推測できちゃうオチ。
まったくおなじパターン。
スタイリッシュな映像を得意とする監督は、直球な恐怖映画は、ニガテだったという証明ですね!?(笑)
あの巨匠モーリス・ジャール!!の音楽も、意外に冴えない曲を書いており、まったく効果がなく、
やっぱ、再見しても、この「ジェイコブス・ラダー」、大駄作だったわ!!
でも、ネットとか見ると、カルト映画になってるらしい・・・・・!!??
えーーー、どこがーーーって感じ??(笑)
リメイク版が、いかに、この欠点を改善してるか!!
注視したいと思います!!(笑)
ちなみに、この映画の冒頭にある、製作会社のロゴに流れる音楽は、ジェリー・ゴールドスミスによるものです! ← 「ランボー」の曲にソックリ!