<エンニオ・モリコーネ作品 雑記>

 

                 シャドー・メーカーズ                        FAT MAN AND LITTLE BOY

1989年製作の日本未公開のアメリカ映画で、音楽がエンニオ・モリコーネだったら、だいぶ前からサントラCDは持っていたけど内容までは知らず、主演がポール・ニューマンってことくらいしか予備知識はつけていなかった映画。

ちょっと前に、監督があの「ミッション」(1986)のローランド・ジョフィだったことを知った程度!(笑) ← 遅すぎ!(笑)

モリコーネの音楽も1回は聴いたけど、まったく印象に残っておらず、今回見るにあたって聴こうと思ったけど、仕舞ってある回転棚の反対側に埋もれてしまって(笑)、まだ探し出せてない!(笑)

← この回転棚、規定以上のCDを積み重ねたせいか(笑)、その重量で?回転せず、手前に引っ張り出さないと反対側のものが見れない! だから見るためには大変な労力を必要とするので(笑)、見えてる面のCDをひととおり聴いてから実行している。 まだまだ先になるか・・・・。(笑)

 

で、この映画に初めて関心がいったのは、あのクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が公開されてから!!

公開を機に、過去の関連作がいろんな媒体でとりあげられていて、なんと、その中に、この「シャドー・メーカーズ」も、入っていたんです!!??

え?、なんでと?? 驚きました!!

まったく眼中になかった未公開映画が、ここにきて、復活です!!

なんとこの「シャドー・メーカーズ」!!

「オッペンハイマー」同様、あのマンハッタン計画を描いた映画だったんです!!! はじめて知りました!! 

ノーランよりも早く、映画「オッペンハイマー」は、作られていたことになる!!

 

モリコーネをきっかけに、「シャドー・メーカーズ」の存在を知って、かれこれ10年以上はたってると思うので、この事実を知るのは、ほんと、遅すぎですね!?

でも、それは、モリコーネのせいでもある?(笑)

モリコーネの音楽がイマイチだったから、内容まで深堀りしようとしなかったんだと思う。 ポール・ニューマンは、私、好きな俳優ではないし。(笑)

 

今回、レンタルDVDで、初鑑賞です!!

シネスコ、ステレオ音声。

ニューマンの他に、ジョン・キューザック、ローラ・ダーン、ボニー・ベデリアが出てました。

題材からして、意欲作だし、問題作だし、大スター、ポール・ニューマンが主演で、音楽がエンニオ・モリコーネ、監督、ローランド・ジョフィなので、もっと注目されてもいい映画のはずなのに、今まで、注目されてきてない理由が、本編見てわかりました!!

とにかく面白くないんですよ!!

興味深く見れるけど、

本来緊迫感ある映画なのに、ポール・ニューマンというスターを出したために、現実味が薄れ、なんか違和感が・・・・。

ニューマンは、ミスキャストだと思うし、肝心のオッペンハイマー役の俳優にまったく魅力がないし、話の展開のススメ方も、うまくない。

無名の役者を使って、ドキュメントタッチで、キビキビ進んだほうが良かったと思う。

当然、モリコーネの音楽も地味すぎて、目立たず。 

いいとこなし。

 

残念!

 

ちなみに、ノーランの「オッペンハイマー」は、私、見に行ってません!

上映時間が長すぎて、時間的、体力的に、きついので、見送りました。

いつか、TVで放送されるのを待ちます。