スケアクロウ SCARECROW 

1973年公開!

「フレンチ・コネクション」(1971)のジーン・ハックマン、「ゴッドファーザー」(1972)のアル・パチーノ主演のロードムービー。

カンヌ映画祭グランプリ!

 

だいぶ昔にTV放送で見たのが初見。

ダラダラとした展開で、あんまりおもしろくなかった印象はあり。(笑)

へーー、こういうのがグランプリなんだあーーーって、不思議に思いましたねえ・・・・・。(笑)

二人のスターが出てなければ、まったく注目されなかったんじゃあないかな?

← まあ、もともとスターを出すということで、企画が通ったんだろうけど。

 

とりあえず、初見はイマイチ。

でも、なんとなく気になってた映画で、けっこうBSで放送されることもあり、何かの啓示を得られるかもしれない?と、今回BS NHK版で、ついにまともな形で、鑑賞!

シネスコ、モノラル音声。

 

・・・・・・

なるほどねええええ・・・・・。

当時見てたら、新しい感覚の映画として、刺激を受けたかもしれないけど、今見ると、当時のニューシネマって、こういうものだったのねえええ・・・っと、改めて確認できる程度にとどまってしまう・・・・・・。?(笑)

全編ふたりの男の旅のエピソード、そこでしだいに育まれていく友情を淡々と描いてるだけなんで、あまりにも、まともすぎて、・・・・・・・ノレない人は、いるだろうね。(笑)

とりあえず、二人もスターが出てるんで、彼らの熟練された演技を見る価値はあるけど、・・・・・・・・・ただ、それだけかも?(笑) ・・・・・・・・・・。

パチーノは、ちょっとオーバーアクト気味(笑)、ハックマンはかなり抑制しているように見えました。(笑)

 

あと、私には、アル・パチーノの考えが、どうしても理解できなかった。

妻を捨てて、数年も蒸発してた男で、なぜか心が変わって?再び妻に会おうと思ったら、拒絶されて、ショックを受けて、入院!っていう情けない役。

そりゃあ、当たり前でしょ!って思っちゃう!!(笑)

もっと、他の話はなかったのかねええええ・・・・。

 

当時だったら、この話でも、それなりに共感できたってことか???