オリエント急行殺人事件(2017年版)

           MURDER ON THE ORIENT EXPRESS

2017年公開!

あのシドニー・ルメット監督の傑作、「オリエント急行殺人事件」(1974)のリメイク!!

WOWOW放送版で、初鑑賞!

シネスコ、5.1ch。

当時、おおーーー、ここにきて、クリスティーがまた復活か!!と興味をそそられ、見ようという気でいたけど?(笑)、主演のケネス・ブラナー(← 監督も兼任!)扮するエルキュール・ポアロを見た途端、急に見る気が失せました!!(笑)

なんなんですか、あの 長すぎるヒゲ は!!!(笑)

かっこ悪すぎぃーーー!!!

あんなポアロなんて、今までいなかったぞ!!(笑)

ちょっと、勘弁してくれよーーーー、

イメージを壊さないでくれよーーーーって感じ!(笑)

 

そのため、結局、見に行かず(笑)、このまま見ないままにしようと思ったけど、ちょっと前にWOWOWでの放送があり、自分の中で、クリスティー熱も出てきたので、

ついに! 今宵見たしだいでございます!!(笑)

 

これが意外なことに、実際、見てみれば、ポアロの妙に長すぎるヒゲなんか、全然気にならなかった!(笑)

これでも、アリかなああって?(笑)、許したくらいだから、人の感性って不思議なもんです!

一見して拒否反応を示しても、よーーーく接してみれば、なんでもないってことか・・・・・。(笑)

 

さて、この新生「オリエント・・・」。

原作と1975年版とは、少し展開、内容を変えてるところがあり、それはそれでいいんだけど、

今回の映画の最大の特徴は、

舞台劇っぽかったこと!!

背景や美術が、多分CGIで作られたもので、より作り物感が出てしまっていたのが、その要因。 

リアル感まるでなし!(笑)

最初から意図的だったのか、そうはしたくなかったけど、結果的にそうなってしまったのかわからないけど、

私は、これは失敗と見た。

CGIの功罪か!?

映画ですよ、コレは!

映画を見にいったら、舞台劇を見せられた!!って感じで、

これほど失望するものはない!!

正直こんなもの、見たくなかったっていうのが私の本音。

映画ならではのスペクタクルシーンは用意されてたけど、

これさえも、CGI丸わかりで?、ウンザリ!!(笑)

最初に舞台っぽさを感じてしまうと、もう、もはや、何をやっても無駄だってことです!(笑)

本物志向でやってほしかったなあああ。

SF映画じゃあ、ないんだから!!

 

グリーンバックか、ヴァーチャルスタジオで撮ったものと思われるシーン満載です!!

あーー、これからこんな映画が増えてきたら、超つまんないだろうなあああ・・・・。